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SHORTで、俺。  作者: SIN
高校 2年

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団欒

 木場家の家族仲があまり良くない事を知ってか知らずか、シマ君さんは自宅に俺を招待してくれる事が多かった。

 そこで俺は食卓を囲む家族の図を目の当たりにした。

 食事が出来上がって一声かければ、何をしていようとも家族が自分の作業を中断してリビングに集まる。更に、声をかけても出て来ない事が駄目な行為として注意を受けるのだ。更に更に、食事をしながら会話がある。まだまだ!食事を終えても団欒は続き、コーヒータイムまであるのだ。

 ビッッックリした。

 とは言え、シマ君さんが中学生だった頃は一家団欒も何もなかった。と、おふくろさんが教えてくれた。なんでも、卵頂戴。とシマ君さんが言い、おふくろさんが卵を割って器に出して渡した所、勝手に割るなや!と怒鳴るほどには怒りっぽかったそうだ。

 「えぇー……なにその理由」

 「白身嫌いやってん」

 なにその理由!

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