表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SHORTで、俺。  作者: SIN
高校 2年

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

396/485

二択

 ゲームセンター仲間の紹介で知り合った子と付き合っていた時の事。

 ベンチに座ってジュースを飲もうと自動販売機の前に立った瞬間、恋人から言われた。

 「喫茶店行きたい!」

 財布の中身は500円もなかったので、何とか自動販売機で済ませなかった俺は、

 「ミルクティーあるで!ミルク感たっぷり、やって!」

 と、恋人がいつも飲んでいるミルクティーを指差しながら100円玉を入れたのだが、分かりやすく不機嫌になられてしまった。

 「めっちゃ安い人間やと思ってるやろ!」

 そんな台詞を何処で覚えてくるのだろうか……安いなんて微塵にも思っていないのに、何か俺は軽薄な態度をとってしまっていたのだろうか?

 薄情者と言われてしまわない為おつりレバーを押してお金を出した後、2択問題を出した。

 「毎日会えるけど自動販売機か、週に1回しか会われへんけど喫茶店。どっちがえぇ?」

 これに対して恋人の答えは、

 「割り勘で毎日喫茶店」

 だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ