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SHORTで、俺。  作者: SIN
高校 1年

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380/485

バイト中

 バイト中、メグが行き成り、

 「執事喫茶ってのがあるらしいで」

 とか言ってきた。

 メイド喫茶ではなく、執事喫茶。

 そんなのもあるんだなぁ、と軽く流そうと思ったのだが、折角情報を教えてくれたのだから、少しばかり話に乗ってみよう。

 と、いう事で俺はメグと1つの賭けをしてみる事にした。

 次に来店したお客さんが右足から入ってくるか、左足から入ってくるか。負けた方は「いらっしゃいませ」の代わりに「お帰りなさいませ」と言わなければならない。とした。

 結果は俺の勝ち。

 意気揚々と「いらっしゃいませ」と言う俺に紛れ、メグはかなりの小声で、でも笑顔で、

 「いらっしゃいませご主人」

 と、言っていた。

 「ご主人ってなんやねん。ご主人様やろ」

 「あはは、お帰りなさいでもなかったわ」

 「ホンマやでー。それに執事なら“旦那様”ちゃう?」

 「旦那様お帰りなさいませ?」

 「それめっちゃ執事っぽい!」

 よくマスターに怒られなかったものだ。

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