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SHORTで、俺。  作者: SIN
中学校 3年

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美術部部長らしく

 美術部部長らしく、本格的な絵を描いてみようと思った。

 しかし美術の先生は女子バレー部の顧問をしているので、本格的な絵の指導は望めない。美術部顧問は書道部の顧問と掛け持ちをしている上に国語教師なので、同じく絵の指導は望めない。

 どうしたものか?と考えた結果、デッサンしてみよう。と考え付き、スケッチブックを持って自転車で1時間程の場所にある大きな公園に出かけた。

 木陰には風景画を描いている人が数人いたので、ここだ!と俺も腰を下ろして風景画を描く事にした。

 スケッチブックに、鉛筆1本。

 さぁ描くぞ!

 と、無心になって描いている間は良かった。しかし、ある程度完成してくると集中力が徐々に失われ、そこで気が付くのだ。

 めっちゃ見られてるやん!

 恥ずかしいので素早く帰りたい所ではあるが、折角完成近くまで描いた絵を未完成で終わらせるのは勿体無い。いや、でも恥ずかしい!しかし絵が……。

 なんとか描き終えた俺は、本格的な絵の勉強よりも、精神鍛錬を行ったのだった。

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