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SHORTで、俺。  作者: SIN
中学校 2年

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雑な待ち合わせ

 携帯を破棄した後、ヒロとヨネゾーから俺を探すのに苦労するという愚痴を良く聞いた。

 放課後の足取りが全く掴めないと言うのだ。

 俺は学校にいる間は教室か食堂にいたし、放課後は美術室にいた。

 ヒロもヨネゾーも一緒に美術部をやっているのだから、ここで言う放課後とは帰宅した後の事なのだろう。

 しかし、そんな急に用事など出来るものだろうか?

 「せめて何時頃には家におるとか決めぇや」

 そうは言われても家に帰る時間は遅ければ遅いほど良かったので、だいたい立ち読みの出来る本屋で足が疲れるまで読み、公園で休憩してボーっとしてから帰っていた。1番早くて10時頃なのだから、そんな時間に家に来られても困る。

 あぁ、そうだ。

 「7時頃まで、本屋におるわ」

 こうして帰宅した後は7時まで本屋にいるという生活が始まった。

 しかしだ、

 「おった!」

 俺を見付けた奴が大袈裟に声を上げるから、ちょっとした珍獣扱いをうけていた気がする。

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