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超能力学園

作者: ATURA

途中ホラーかもって行があります。

また、行き過ぎたギャグもあるのでご了承ください。

俺の名前は「須立 亮」(すだち りょう)。

長農緑学園ちょうのうりょくがくえんの高等部1年生だ。

え?学園の名前が変?

そうなんだ、実は何を隠そう、俺は超能力として「テレパシー」が使えるんだ。

生まれた時は口を動かさずテレパシーで話していて、

両親は腹話術と勘違いしていたが、

中学校に上がり、とうとうテレパシーだと気づき{気づくのが遅い}

国家公認のこの、超能力者が集う「長農緑学園」に転入したのだ。

ちなみにこの「超能力」を「長農緑」と書いている理由は、

ばれない為と表向きが農学専門学園だと思われるためらしい。

しかし、この学園は本当に危ない、

なにせ純100%「変能力者」の巣くつだからである。

正直スーパーマン並みのやからがわんさかといるが、

「超能力者のための教育機関」をモットーにしているため、

別にヒーローになれる学園でも、日夜世界の平和を守っているわけでもない。


 1−D

俺の教室だ、さぁ入るか。

「ドォオオオオオン」

うぉおおお!??!なんだぁあ??

「あ、わり、亮か、ごめんごめん」

いきなり爆発で迎えてくれたのはこいつ「壱岐州 慶」(いきす けい)

能力は爆発。

「ちょっとアリが俺のニトロを奪ってさぁ〜」

なぜかこいつは爆弾人間の癖にさらに爆発グッズマニアという危険人物なのだ。

で?アリはどうした?

「窓から逃げやがった」

ちなみにアリとは「桃井 亜李」(ももい あり)

能力は不死身。

おい、窓からって、ここ4階だろ?

「あぁ、きっと・・・」

「ばぁ〜、かわいいアリちゃんだよ〜」

足が変な方向に曲がって首は折れてだれてるしそこ等じゅうに血を撒き散らして、

おまけに腕が取れて骨が見えている状態でよくブリッコでいられるな、

お前のせいでちょっとホラーが入っているぞ。

そう、何を隠そう、こいつは不死身ではあるが傷は負う、通称「モンスター」なのだ。


いいから保険の先生に見てもらうぞ、

「ごめん、足動かないから手伝って」

お前よく上がってこれたな、

「慶は腕持ってて」

取れた腕を持たされる慶、

 保健室

「ここが痛いの〜〜?」

「ぎゃかぁああ!!!痛い!痛い!このドS先生が!!はなせ!!」

保健室から絶叫が聞こえてきた。

ぎゃかぁって・・・かわいそうに。

「失礼しま〜す」

「あら、慶君?なに?また爆発しちゃったの?」

美人の先生はある生徒の上に乗って答える・・・・やべぇよ。

「いいえ、アリがまた傷をして」

「あらあら、大変、すぐ直すわね」

この先生も能力者で治癒の能力を持っている・・・Sだけど。

「あ、英真じゃん」

かわってさっきまで拷問を受けていたのは「川井 英真」(かわい えいま)

能力は千里眼、つまり遠い所が見える目の持ち主。

「くっそ〜、あのセンコウめ!火傷した背中を踏みやがって!」

ほう、それは酷い。

「だろ!亮もわかってくれるか!う〜〜、頼む!助け!」

「は〜〜い、慶君、亮君、英真君はすっごく大きな怪我をしているからそろそろ」

「は〜い」

それじゃぁ、

「ま、まて!!見捨てるのか!!」

「え?じゃぁ2人のどっちか残るの?いいわよ、ウフフフ♪」

冗談じゃない、あの先生に捕まれば最後おもちゃにされてしまう。

英真のさらなる叫び声を後に俺達は保健室を出た。

ちなみにあの先生は男の子が好きだから女には手を出さない。


「そういえば、英真君火傷してたね」

すっかり回復したアリが言う。

「あぁ、あれだと、光がやったんだろ」

「栄堂 光」(えいどう ひかり)

能力は火を自由自在に操る、

実はもっとも手のつけられない問題児でこの学園のトラブルメーカーである。

「あ、中等部の教室燃えてる」

さらっと言うアリ、

ってやべぇえじゃん!!おい!!青次を呼べ!!

「あぁ〜、ありゃ完全に光怒ってんな」

慶はのんきに言う。

「呼んだか〜い、亮君?」

すっごくのろまそうな奴だが、こいつは「田上 青次」(たかみ せいじ)

唯一この学園で光と対抗できる超能力者だ。

能力は水を自在に操る。

あとアリも対抗できるが本人がやる気無い。

「あ、また光ちゃん怒ってるの〜?」

そうなんだよ、とりあえず光に呼びかけてみるよ。

俺は得意のテレパシーで光に呼びかけてみる。

お〜い、光、どこにいる?

「ここよぉおおお!!!!」

すると光は案外近くにいた、

3階の調理室のようだ。

赤毛でロングヘアーの美少女、だが燃えている。

「なに怒っているんだ〜?」

慶が訊く、

「誰かがニトロふっ掛けて来たのよ!!」

ん?ニトロ?確かアリが、

「亮君知ってるの!!」

しまった、テレパシー切ってなかった。

「そうよ!光ちゃん!犯人は慶なの!!」

思いっきりお前が犯人だろアリ、人になすりつけるな!

「け〜〜〜い〜〜〜〜」

地獄の業火より熱そうな炎が感じられる。

「ち、違う!俺じゃない!!」

「あのニトロあなたのでしょ!!」

「確かに俺のだけど・・・いや!!ち、違う!!」

「ゆるさん!!!」

光は調理室を溶かし窓から飛び降りてきた。

「あわわわわ!・・・青次!!」

「むりだよ、あの温度だと僕が蒸発しちゃうよ」

「ズン!!」

熱風の中から暴神、光が現れた。

「こ・ろ・す♪」

なんとも可愛い笑顔と近寄っただけでも溶けそうな炎、

「うぁああああああああ!!!!!」

さすが慶、陸上部の風神という異名は本当だった。

「待ちなさい!!!」

一方熱風でジェットエンジンの速さを誇る光、

あ、まてよ?火の光と爆発の慶が接触したら・・・

「爆発しちゃうね、この学校」

「う〜〜む、逃げたほうがいいね〜」

意義なし・・。


ちなみに10分後、学園を出て山を登り頂上にいた俺達は爆発で燃え盛る学園を見ていた。

・・・青次、消化活動手伝いに行くか、

「そうだね、そろそろ行こうか」

「え〜、私いやよ〜、不死身だから救助活動手伝わされると危ない事ばかりやらされるもん」

いいだろ別に、もともとこうなったのはお前のせいだろ。

「は〜い」


で、教頭先生の超能力「復元」で、校舎は見事直った。

死者も出たが校長の超能力「蘇生」で何とかした。

あと近所の人には教務の先生が「偽記憶」とかで何とかした。


「ま、結局いつも通りってことでしょ♪」

あぁ、入学当時からいつもこうだもんな、

って!お前がほとんどやらかしてるんだろが!!


 終わり


どうでしたか、

できればぜひ、感想を送ってください。

アドバイスでもいいです。

続編書いてでもこの際良いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白かったですよ〜 続きが読んで見たいと思いますよ〜
2007/08/22 22:43 おにゃんま
[一言] とても楽しい小説ですね! いつもこんな学園だったら、とても楽しいと思います! これからも、楽しい作品を期待しています!頑張ってください。
2007/08/18 15:53 退会済み
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