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正しい 人間の作り方

作者: Missing

視点を変えれば見えてくるもの





頭のいい 『馬鹿』と

 頭の悪い 『賢者』達





  始めの一歩




誤解は

するほうよりされるほうに問題がある。


『李下に冠を正さず』

ということだ。




  第2歩




人間性や人の価値なんかは、それまでどれだけの人間に逢って

その人たちからどれだけのことを吸収してきたかによって決まる


ただ歳を重ねていっただけで中身はカラッポ、なんてこともあったりする。





  第3歩




話を聞く ということは

耳で言葉を聞き理解して、それをアタマん中にとどめておくこと。




  第4歩




「わかる」と「理解する」の言葉の違いを知ってる?


心が入るか入らないかの

違いなんだよね。





  第5歩




ケンカってのは暴力に限ったことじゃない

自分がダメージを受けず相手を倒すこともできる


ただ、

頭を使えば ね




  第6歩




よく言う女の第六感。

実のところ根拠のないデマ。


巧妙に仕組まれたワナと、緻密な計算。




  第7歩




『誰もルールを定めないとき、知識は恐るべき友となる』


結局、

味方は自分一人なのだということを認識すること。




  第8歩




「すべてのことは

自分から始まって自分に返ってくる」


本当に自分のせいじゃないと、あなたは言いきれますか?




  第9歩




相手のペースにのまれず、

難解な話をスムーズにスピーディに進めたいと望むなら、

まず頭の中で完璧なストーリーを作り、

それを『一問一句』間違えず暗記すること。


ただし、

どんな状況にも対応できるマルチなストーリーを ね。




  第10歩




頭を使ったケンカをしよう。

ケンカは先手必勝。相手を怒らせたほうが勝ち。

感情的になると、人間 言わなくていいことまで口走る。


冷静になって相手の言ってることをよく聞いておこう。

必ず相手を倒せる突破口が見つかるはず。




  第11歩




嘘をつくのがうまい人は、

重要なこと以外全部、わざわざ自分からありのままを話すもの。

でも、その核心となることは一言もしゃべらず、自分の中で眠らせる。




  第12歩




この世で一番コワイのは人間。

何をしでかすかわからない。


だから十分気をつけて。

優しい笑顔の友人に、いつ背中を刺されないとも限らないから。




  第13歩




何度も同じことを言われれば、黒も白に見えてくる。


言葉にも 力 があることを覚えておこう。




  第14歩




例えば、他人から『希少価値のある存在』と思われたかったら、

まず普通の人間になろう。

普通の人間て、結構ムズカシイ…。




  第15歩




自分が「こうだ」と思ったことも、実は見方がまるで逆だった、なんてのはよくあること。


自分の"ものさし"だけがこの世に存在すると思わないこと。


十人十色、百人いれば……ね?




  第16歩




『髪の毛一本』持ってみる。

自分には全部見えてる、そう思ってるだけ。

『髪の毛一本』にも、

死角になる場所が必ずある。

その死角こそが本質的なもの、いわゆる『裏側の部分』。


あなた自身 私自身、見落としてる場所がないか、

周到に隠され、細胞にうまく組み込まれた死角がないか…。

ひどい目にあう前に、確認することは必要。




  第17歩




優先順位は人それぞれ。

考え方も違えば、気になるところも傷つくところも全然違う。


「あなたのためです」が、自分の一人よがりではないのかどうかを、もう一度確かめてみては?




  第18歩




「私は私」「あなたはあなた」「自分ではない他の人」…

それをちゃんとわかってる人はどれくらいいるんだろう…?

「あなたのことは誰よりもわかってる」

親は子供に必ずそう言う。

本人でもないのに…?


例えばケガの痛み。

痛みはあなたのものであなたにしかわからない。

他人が想像する以上に、きっともっと痛いんだろう。

心の痛みも同じで、

他人には想像できないほどの痛みに違いない。

だから、『わかる』わけがないのだ。

「誰かは誰か」で、「あなたはあなた」でしかないんだから。




  第19歩




今の自分に満足できず、

「悪い人」とか「非常識」とか「変わった人」に

見られたいのなら、

『常識的で真面目な良い人』を極めてみないとね。


こちら側から見えないものは、

そちら側からも見えないからね。




  第20歩




錯綜する情報に惑わされず、

ちゃんと『モノを見る目』を養うこと。




  第21歩




ありとあらゆる人間関係。

自分ではそれぞれ別の付き合い方をしてると思ってるはず。

でも、相手が誰でもそんなにたいして変わらない。

親しくなればなっただけ、だんだん同じになってくる。




  第22歩




初めて会う人の、本音や本性・人間性をいち早く的確に見抜くには、

まず自分が『バカ』になること。


相手の態度や行動で、

その人のレベルがどの程度かがわかる。




  第23歩




まわりからどう見られようが、

本質を知る人は決して裏切らないはず。


ただ、人選を誤らなければね。




  第24歩




自分が困難であればあるときほど、笑っていられるようにしたい。




  第25歩




道徳・常識・倫理観なんかで快楽に勝てるほど、人間は強くも偉くもない。




  第26歩




「できる」と「する」は別物。

あなた自身が「する」なら、「できる」は他人自身。



 ……これが『できる』かい?



「できる」か「できない」か、答えはもうわかってるはず。

「する」か「しない」かの問題なんだ。




  第27歩




どんなに『聖書』を読んだところで、

飢えからは癒されず痛みからは逃れられず、苦しみから解き放たれることはない。


飢えには 水と食物、痛みには 医者と薬、苦しみには 愛と金。

それが『聖書』に詰まってる?

夢や理想ばかり追うのはやめて、

目の前に突き付けられた現実をしっかり見ろ、ということ。




  第28歩




頭のいい『馬鹿』と

頭の悪い『賢者』達の違いは知ってるかどうかじゃない、

「した」か「しない」か。


知ってることが山ほどあっても

体験(した)』ことがなければ何も『無知(わからない)




  第29歩




悩みや問題を抱え込んでどうにもならなくなったとき、

「そこ」にいるあなたから少し離れてみては?


「ここ」にいる私から少し離れ、「そこ」まで行ってみる。

そして「そこ」から、「ここ」にいる私を見てみる。



  どう?

  今よりずっと

  自分が見えてきたと思わない?



そして「そこ」にいる冷静で客観的な目を持った『私』に

「ここ」にいる私から どうすればいいか聞いてみるといい。

そして、その通り行動するといい。


ね?

少しは前に進めたでしょう?




それが

『自信』になるんだよ。





  第30歩




宗教はビジネス。


弱みのある人間や

スキのある人間ほど宗教にハマる。

立派な"お社"や、"教祖様"達が豪遊する金は誰のモノか考えたことある?




  第31歩




まだ大丈夫 は

もう遅い の入口。


『後悔 先に立たず』




  第32歩




誰かに何かを主張したいのなら

まず、その資格があるのかどうか、もう一度考えてみよう。


いい加減な人の言葉は

いい加減にしか聞こえない。




  第33歩




未熟者なら

結果の出せない努力でも評価してもらえる


それでもいいなら

ずっと『そこ』にいればいい。




  第34歩




頭を柔らかくするためにミーハーは最適。

でも、深入りすると感性が破壊される。




  第35歩




常識と非常識、

まったく別物のようで実は同じもの。


完全な常識は

完全な非常識の中にのみ存在する。



何が常識で何が非常識なのか、

本当はよくわからずにみんな生きてる。




  第36歩




『虎穴に入らずんば虎児を得ず』

『君子危うきに近寄らず』


時には逃げることも必要。




  第37歩




正直でなくてもいい。

誠実であること。




  第38歩




遊ぶことも真面目にできない人間は

何をやっても無駄だ。




  第39歩




人の善し悪しは

『内側の見た目』で決まる。

どんなに飾り立てても

どんだけ計算しても、

完璧な悪知恵を働かせても

薄っぺらな覚悟なら

誰にでも見透かされる。




  第40歩




新しい諺を覚えておこう。

『嘘つきは30年の損』


その場しのぎのくだらない嘘で

30年先まで嘘つきと呼ばれることになるんだ。


自分が親になったあとも

嘘つきと呼ばれることを

想像してみては?




  第41歩




集団心理ってコワイもの。

誰もかれもが

「その通り」だと"思い込み"、

『誰か』の言葉を

自分のものだと"思い込み"、

ゴールの見えない何かへ向かって徒党を組む。


立ち止まって、もう一度よく考えてみよう。

あなたの意見やあなたの存在そのものが、

誰かの悪意によって動かされた、

コマの一部に

なっているかもしれないからね




  第42歩




情報社会の中で自分を保ち続けるのは難しい。


でもね、

一度見失ったら、

元の自分を見つけるのはもっと難しいんだよ




  第43歩




―真実はひとつなのか?―


【真実】

嘘偽りでない、本当のこと。

【事実】

本当にあった真実の事柄。

すでに経験済みの実在する出来事だから、

議論する余地も

疑問に思う必要もないもの。


つまり、

ひとつしかないのは『事実』のほうで、

『真実』は個人的なもので

一人に一つずつ与えられている



「これ、ホントの話だから」

……ってね。




  第44歩




『あなたの知っていることは、すべて間違っている』


頭の中をリセットして

もう一度よく考えてみること。




  第45歩




答えばかりを求める者は

知識の欲望にがんじがらめにされ

いつまでも無知の牢獄から抜け出せない




  第46歩




信用を失うのに

たいして時間はかからない。

でも

なくした信用を取り戻すのに

どれだけの努力が必要だろう




  第47歩




コンプレックスを持たない人間は信用できない。


コンプレックスがあるから向上心が生まれる。

向上心があるから

それだけ前進できるんだ。




  第48歩




あなたを馬鹿と蔑む者こそ

己を知らない愚か者だ




  第49歩




会わなきゃよかった人間など、この世に存在しない。


殺したいほどの憎しみでも

養分として吸収できることを知れば、

すべてが踏み台程度にすぎないことがわかる。




  第50歩




落ち込むのなら

とことん落ち込んだほうがいい。


心に免疫ができ

重い病にかかりにくくなるからね




  第51歩




100ccのコップには

100ccの水しか入らない。

それ以上入れようと思うなら、

まず 古い水を捨てることだ。

心を軽くするためには ね。




  第52歩




改革には痛みを伴う

痛みのない改革は存在しない




  第53歩




ここで 終わり って思ったら

本当に

そこで終わっちゃうんだよ




  第54歩




「才能がない」と勝手に諦めるのか?

あるかないかを決めるのはお前じゃない。




  第55歩




相手の嘘を見抜くには、

その友達を注意深く観察してみよう。


そこに必ず、相手の本音が隠れてるはず。




  第56歩




相応しいところに

相応しい人間は集まる




  第57歩




あらゆる争いは、

あらゆる『負』しか生まない




  第58歩




しない理由を模索する前に

できる可能性を考えろ


できない言い訳に頭を使うより

しなかったことを後悔しろ




  第59歩




やらないで後悔するぐらいなら

やって後悔したほうが まし




  第60歩




今 ある問題は

今 やること

後回しにできる問題など

何一つない。




  第61歩




過保護の中で育った人ほど

親の愛情がないと嘆く。


幸せがあたりまえすぎて、

麻痺しているだけなのにね。




  第62歩




弱いヤツほど誇張したがる

弱い犬が

やたらに吠えるのと同じだ。




  第63歩




恐怖と無知は

常に同じところにいる




  第64歩




だから、

いつまでもそんなぬるま湯に浸かっていたら

いざというとき

抜け出せなくなるんだよ?




  第65歩




努力せず 叶わぬ夢を嘆くな

努力して 破れた夢を誇れ



  第66歩




卑怯な人間は言い訳がうまい

卑怯な人間は逃げ足も早い


理不尽な言い訳に気付かれる前に

できるだけ遠くへ

逃げなきゃならないからね




  第67歩




誠実な者は

誠実により安息の地を与えられ

誠実でない者は

誠実により裁かれる




  第68歩




「時間に追われてね…」


大丈夫、

時間は君らを追ったりしない。

何かのせいにして逃げるのは

いい加減やめないか?




  第69歩




何も期待せず

見返りも求めずやり続ければ、

金では買えない

莫大な財産を手に入れられる。




  第70歩




努力して 叶わぬ夢はない

努力せず 叶う夢もない




  第71歩




今 そこにある問題から逃げてしまったら

一生 そいつに

追われることになるんだ




  第72歩




天狗になる人間とは

人の噂ばなしに流され

自分を正しく評価できない愚か者だ




  第73歩




『人のふんどしで相撲を取る』


誰かの持ち物を武器に戦っても

誰も味方にはならないよ?




  第74歩




この世で一番最悪な人間とは?


嘘つきでも裏切り者でも殺人者でもない。

『偽善者』という人種だ。




  第75歩




「ありがとう」「ごめんなさい」


心の底から素直に言える人の

なんとすばらしいことか




  第76歩




「わからない」と口に出すことより

わかってる『ふり』をすることのほうが

よっぽど恥ずかしい。




  第77歩




『綺麗なものを綺麗と言える心』とは、


あらゆる障害や困難に立ち向かい、胸を張って

「正しいことは正しい

間違いは間違いだと言える心」



言える だけじゃダメなんだ。

言葉の持つ本当の意味を知らなきゃ…

ただ 言える だけじゃ、

今と何も変わらない。




  第78歩




地球が生まれて数億年。

宇宙なんてもーっと永い。

それに比べりゃ

人間の一生なんてまばたき一回。


そんな一瞬のあいだに

なにを悩めと言うのやら。




  第79歩




思い出や記憶は、日々 塗り替えられてく……


なにを残すか、

人生はそれで決まる。




  第80歩




明日も生きたいのなら

昨日を忘れることだね。

今日はもう始まってるんだからさ。


明日なんかいらないと思っても

昨日はついてくる。

今日を生き貫かない限りはね。




  第81歩




孤独を感じるのは

それだけ誰かに愛されているから

それだけ誰かに愛されていたから

自分が大切な存在だという確信があるから感じるんだ


さみしいときに

その中で少しでも安らぎを見つけられれば

きっと もっと

しあわせになれる





  第82歩




「今日 死ぬかもしれない」



そう思いながら生きてみると、

代わり映えのしない毎日や無駄に過ごした時間が

どれだけ大事なものなのかわかる。





  第83歩




自分に対する理解と信頼、そして

絶対的な自信があれば、

どんな人間でも思い通り動かすことができるはず。

だから、


 恐れず振り返らず心配しないこと、

 動揺せず毅然と振る舞い

 堂々としていること、

 誤りを見極め惑わされず前を向き

 流されずまっすぐ歩くこと、

 自分の正しい考えを持ち

 これが「私」だと態度に表すこと。

そして、



いつも笑っていよう。





  第84歩




  昨日のことを

   悩んでいたら


  明日はコワくて

   生きられない





  第85歩




自分がわかれば相手もわかる

自分が変われば周りも変わる

必要なのは

『理解』すること





  第86歩




心配しなくていい。


深く傷つかないよう、

騙されないよう 惑わされないよう、

これから行き着く先が、

悲しみでよどむことのないよう、

そのための

「道しるべ」になら なれるから…。





  最後の一歩…




悩むのもへこむのも泣くのにも

そろそろ飽きたろ?


さて、

これからどこにいく?





  最後に……




世の中のありとあらゆる全てのことを知りながら生きている人はいない。人は、多くのことを知らずに生きている。

もちろん、それはそれで正しい。

知らなくても構わないことはたくさんあるし、知らないから幸せだということもたくさんある。

でも、知る必要があることをわからずにいる人は…?

不幸を振り撒き、常に罪を犯しながら生きているのではないか…?


誰かが教えてくれる大切な事を聞き逃し、耳を傾けず理解する努力もしない。

思いやりに欠け誠意の意味を知らず、嘘をつき、誰かを騙し陥れ、それが悪いことだと気付かずに、いつも自分だけが正しいと思い込んでいる…。


それは正しい生き方だろうか?



敵を作らずに生きることは難しい。だが、敵を増やさずに生きることは可能だ。


そのことに気付かずにいる人は不幸、その回りにいる人達も、すでに常に不幸なのだ。



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[良い点] 伝えたいことがあると感じ取れる内容は良いと思いました。 [気になる点] 読ませる気が無いのだろうか?と思わせるような文章と、テーマ性の掲示の少なさ。 見栄えを重視したあまり実際に読み終える…
[良い点] 全て [気になる点] なし [一言] 最高の出来
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