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6、復縁はできるのか・結果

ーー2人が別の道を歩むのは、必然だったようだ。

道があり、子供のカードが出てきた。


お互いに損得勘定が働いてしまって、愛情が変化してしまったのだろう。

この状態では、互いに恋愛感情を継続するのは難しいだろう。

結局、相手のことを考えているようで、真っ先に自分のやりたいことを考えてしまうようになっていたと言える。

甘えもあったかもしれない。

これくらいなら許される、許してもらえる。

配慮しているようで、配慮が中途半端になっていった。

それが見え隠れするから、相手が自分に興味が無いとか、言葉が攻撃的に感じるようになったのだろう。


誰が悪い訳でもないだろうし、お互いに悪かったのかもしれない。

私は告げた、

「相手のわがままや言い分を、本当の意味で許容できるようになれば、復縁も可能かと思います。

お相手は、あなたとの繋がりが得をすると考えていそうですから。

ですが、元通りになると思っては行けません。

恋愛関係を継続するのは難しいふたりなのです。

相性が悪いのではなく、恋人としての二人と捉えると、厳しい一面があるというだけのことなのです」


反論したそうに、彼女の唇が動いたが、すぐに一文字に閉じられた。


「相性は悪くないのですよ。

彼と一生付き合っていく可能性はゼロではありません。

家族のように過ごすことも、できるかもしれません」

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