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神様わたしの星作り_chapter One【短編・完結済み】  作者: 草壁なつ帆
天地創造
5/21

5.何かを吹き出し撒き散らす



それから30日くらい経ちましたかね。

謎の芽は相変わらず謎の生命力で生きています。緑の双葉がピンと艶めいています。


それを見守るゾンビさんも健在。そしてそれを見守る私もゾンビになってしまう寸前です。







変わったことと言えば、いつのまにか犬ゾンビを見失ったこと。それとサボテン(失敗作)が増えたこと。


上部に黄色の花をつけた真ん丸サボテン。これも巨大になりまして兵器の風貌です。


サイズ感の失敗は付きものの上、更なる進化をさせてしまったのがこのサボテンでして……。







プシューー







プシューー……







音を立てているのは、問題のサボテンの側面から得体の知れない気体を噴射しているからでした。


黄土色の霧を吹き出しているのです。こいつはもうサボテンではない可能性が高めです。







プシューー……。







こんなサボテンは生前見たことがない。

いいや、観たと言えば名作アニメの腐海にあったやつかもしれない。


この星の空気は大丈夫なんでしょうか。専門家の方がいらっしゃったら、どうぞ診査をよろしくおねがい致します。



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