表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様わたしの星作り_chapter One【短編・完結済み】  作者: 草壁なつ帆
天地創造
14/21

14.kenの家族



kenにも特定の印が描かれました。左頬にバツ印のようなイカしたマーク。そしてその印は他五名と共有しているみたいです。


私はその六名でひと家族なのだと判断して注目しました。


実際の血筋は入り交じり過ぎて破綻していますが。

……まあ皆同じ顔だし別にいいや。







"せっかくだから名前でもつけようかな"


"お手伝いしましょうか"


丁寧な物言いをする人物が私のもとに現れました。言わずもがな、そいつも新たな神です。


男とも女とも判断しようのない美顔の持ち主。その方を言神(コトガミ)さんと呼ぶことにしました。彼は私の秘書的な役割を果たしてくれる神でした。


必要な時に必要な神が現れる。たぶんこの時も、名前をつけて覚えたいけど面倒臭い……そういう想いから生んでしまったのだと考えます。







【賢者ゾンビのken】


一番古株のゾンビです。彼はいくら知恵付いたゾンビが現れていても、断トツ天才のままでした。


祭壇を作ったのも彼です。どんなコミュニケーションを取るのか不明ですけど崇拝儀式を広めたのも彼でしょう。







【慈悲深い女性マノライ・職人コトノギ】


二人は夫婦みたいに寄り添い合っています。雰囲気では、いち家族の母親と父親みたいな感じに見えなくもない。


マノライは特別何かをするわけではありません。けれども他のゾンビさんからこぞってトマトを送られていて、いつも微笑みで返す女性でした。謎です。追求はしません。


コトノギは、トマトのツルで何か出来ないか寝ずに考えています。







【勝負師テア・勉強家メリック】


二人はよく追いかけっこをしています。一体どうなったら勝敗が付くかは謎ですが、いっつも走っています。


走りながら楽しそうに見えるのがテアで、泣いているように見えるのがメリックです。


こうなるとテアがメリックをいじめているのかなと思えますが、時々メリックが泣きながらテアを追いかける場面もあるのです。







【リーダーっぽいエシュ】


この家族にはまとめ役がいます。それがエシュです。

しかしエシュにはリーダーの素質的なものはありませんでした。


それはまた後でお話しすることにしましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ