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神様わたしの星作り_chapter One【短編・完結済み】  作者: 草壁なつ帆
天地創造
13/21

13.流行色はトマト色



ゾンビさんたちは元気になりました。元気になると嬉しいみたいです。昼の活動も活発になります。


そしてトマトはゾンビさんたちに好まれました。


愛されました。


ついには、敬われてしまいました。







大きいトマトは食べずに取って置き、祭壇にあげてゾンビたちでお祭りにします。


まさかあんなボロ雑巾だった生き物が、ここまでしてくるなんて……。創造神にはビックリものですよ。


どうやら彼らは、この命の恵みに感謝しようと思ったみたい。それで神という存在を理解し、このトマトの実も特別なものであると全員で認識したようです。







トマトの実は、食べる、捧げる、に終わりません。その赤色に目を付けた強者も現れたのです。


とある洞窟で見つかったのは赤色の水玉模様。果汁と砂を混ぜて壁にねりねり塗りつけて描いたものです。


いわゆる壁画が現れました。







色という概念が生まれると、色んな物に着色したがったものです。


彼らは自身の体や顔にも赤色のペイントを施して満足しました。







こうしてゾンビさんには異なった模様がつけられます。オシャレという概念。そして個性が生まれました。


簡単な模様が多かったのですが、それでもバリエーションは多いみたい。


特定の印を数人で共有することもあります。

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