初敗北?の第二十一話
風邪ひきました。
少しだるいけど元気です。
今日はその休みで「小説投稿するか。」と思いやってます。
お盆は何と!7日くらい休みがあるので、次の世界まで話を進まれたらな〜と思ってます。
リョウレン本陣から約3キロの地点では竜王同士の壮絶な戦いが繰り広げられていた。
「アクウェル!これ以上醜態を晒すのは辞めなさい!」
こう言うのは、地竜王 ライトナだ。
250年程前までは、住処のアルファード山脈の周辺国家を定期的に潰して最恐の竜王と言われ恐れられていたが、3代前の天武 尚清に更生させられてからは比較的に友好的な竜王として有名である。
「何を言う!力こそ全てだ!私はグリファーサル様の手で生まれ変わったのだ!それを言うなら貴様こそ随分と落ちぶれたな。少し前、全ての竜達から尊敬され、竜の題名とされていたのが嘘の様だ。人間ごときに負けてよくのこのこと暮らせる。」
こう反論するのは水竜王 アクウェル。
血海(元々はアルスルホード海と言われてこの大陸の南東にある。)を住処とし、その海域を通る漁船は勿論王室の船なども数多く沈みたとして、ライトナと並ぶ扱いを受けてきたが、実際は温厚な性格で襲って来た船しか沈めておらず、他の船はシーサーペントなどに沈められただけで完全な冤罪である。
「殺された相手に尻尾をふる様な奴に言われたくはない!」
ライトナはお得意の大地系の魔法と重力魔法、そして風魔法を使い超高高度から音速超えるの岩の槍を落とした。
勿論、アクウェルはこれを避ける事は出来ず直撃し、地面に倒れ込んだ。
「貴方なら私のこの魔法も知っているでしょう。防御魔法を何重にも貼っておかないと神でも致命打になりかねない。アンデットになって記憶も腐ってしまっているんじゃないの?」
ライトナはそう言うと本陣の方を向いて飛び立とうと羽を羽ばたかせた。
「まだ皆さん終わってないみたいね。聖さんの所にでもいこうかしッ」
周りに水球が見えた方思うと体中に激痛が走った。
水球は細い槍の様になり身体中に刺さっていた。
「昔の君なら、こんな様にはならなかっただろうね。」
そう声が聞こえて振り返ると、そこには五体満のアクウェルがいた。
「どうやって?」
アクウェルは一瞬首を傾げたが、すぐに分かった様で笑い出した。
ライトナは確実に仕留めたと思っていた。
というか、普通ならあれで終わっていた。
ライトナの疑問は自然なものであり、おかしいのはアクウェルである。
「私にはスペアの命が幾つもあるんだよ!久しぶりでアレをまともに喰らったが、次からはもうこんな事ないぞ。さあ、続きだ!」
アクウェルはライトナの周りに先程の倍以上の水球を
出した。
「どこまで耐えれるかな?」
ライトナは急いで魔法を発動して自分を覆う岩石の球体を作り出した。
水球は槍となりライトナを貫こうとするが、岩石の球体は貫けなかった。
「そんなもッ!」
アクウェルは新たな水球を作ろうとしたが、ライトナが空中に先程の魔法を無数に展開している事に気付いて急いで弱点を守った。
防御は何とか間に合い、弱点部分のミンチ化は免れた。
「流石だな、腐っても地竜王。攻撃してこえば、こちらは攻撃出来ないとでも思ったか?貴様は体全体を守らないといけないが、私は頭や胴体の急所だけ守っていれば後は再生する!さあ、我慢比べでもするか!」
そう言うと、アクウェルのからだ背中から2本のクリスタルが生え、そのうちの一本がまた体の中に戻って行ったかと思うと、口から高圧力の水をレーザーの様に発車した。
それに含まれる魔力は竜王一体分を上回る程で、ライトナを覆う岩の塊を地面ごと吹き飛ばした。
「クソ、一瞬攻撃を緩めた隙に避けられたか。」
アクウェルはそう呟くと一瞬にして地面から飛び立った。
すると次の瞬間、幾つもの岩の槍がアクウェルに襲い掛かる。
「お前があれを避けれたという事は、やっと本気になったのか。」
ライトナの業の一つ、母なる自然(大地)は魔脈(星を流れる魔力の流れ)の集合地点でしか使えない業だが、存在するものに対しては1.25倍、生物には1.5倍、アンデット(肉体持ち)には2倍の特攻を得る事が出来るという神々レベルの業だ。(スレイヤーなどの特攻の業は高くても基本1.25倍)
この業を使いライトナは過去に神殺しまでも成した。
「その背中のクリスタルが、それが貴方の命の数でしょう?先程の攻撃で終わらせるつまりだった様ぁけど失敗したせいで後2回死んだら終わり。如何します?」
「どうするも何も、私も業を使うだけだ。」
アクウェルは言うと、持っている筈のない、母なる自然(大地)と母なる自然(光)、更には亞神の業までも活性化させた。
この業は本来、地竜王だけが持てる業であり、最上位の竜でも一つ下の自然の恩恵(大地)を持っているだけである。
「どうして貴方がそれを!?」
「どうしてだって?フッハッハッ」
アクウェルは嘲笑ういながらも、説明を始めた。
「これも全てグリファーサ様のおかげ!私の母なる自然(海)を採取、分析し、最上位の地龍、光竜から得た業を1段階上の業にし、それを私が取り込む!無論、全ての竜王の業を私は全て取り込んでいる!私こそが真の竜王だ!」
アクウェルは説明を終えると完全にハイになっており、いきなり戦闘を再開し始めた。
「あさ、これからが本当の戦いだ!」
ここからは一方的な戦いが始まった。
ライトナの業による力の増加率は3.75倍、それに対してアクウェルの増加率は約10倍。
単純な火力差が3倍、そもそも、アクウェルは他の竜種を取り込んで純粋なスペックでもライトナに少し勝っていた。
それでもライトナが渡り合えていたのは、彼女の戦闘経験がアカウェルに優っていたからである。
しばらくすると、ライトナは立つ事もままならない状態になった。
「ライトナ、同じ竜王であったものとして、チャンスをやろう。私と偶にグリファーサル様に仕えるのだ!そして、新たな支配者の元で偶に新たな時代を迎えよう!」
アクウェルはそう言い、ライトナを引き込もうとした。
少し、間が空きライトナが話始める。
「アクウェル、先ほども言いましたが本当に変わりましたね。昔の貴方なら何と言ったでしょう?それが私の答えです。」
アクウェルは顔を伏せ、魔力を溜める。
「そうか、それではさらばだ。地龍王 ライトナ。」
そう言い終わると、溜めていた魔力を解放してライトナの首から上を消し飛ばした。
「とうとう、現存する竜王も2体だけになってしまったか...まあ仕方ない。それよりも、タルコが少しまずそうだな。助けに行ってやるか。」
そう言うと、アクウェルは翼を広げてタルコとバレオが戦う方へと飛び立った。
「.....」
今回から後書きでキャラの過去とか解説とかやってこうと思います。(すぐ辞めるかもしれんけど)
霜崎 聖(召喚直後)
身長177
年齢15
生年月日 5月3日
公立中学校に通う中学生三年生、地頭はそこそこいいが、性格などから勉強はあまり熱心にしておらず、成績は真ん中よりも少し上くらい。
以前は、柔道部に所属していた。
中学から始めたが、成長スピードが早く、一年の夏休みには二年生の先輩の大半は相手が務まらなくなった。
中2の冬休み明けに色々あり、部活に行かないとようになり、最終的には問題を起こして2月の終わりに退部した。




