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ティオの魔術師譚  作者: ぐれお
プロローグ
1/8

【稀代の魔術師による魔術師大量殺人】

とある魔術師による大量殺人事件が発生した。


殺人者の名前はレイジット・タナマ。


沢山の術式を産み出し、なにより獣と魔術によって創造する「魔物」を作り出した彼は、近代の魔術師や、魔術師を目指す見習い達ならだれでも名を知り、そして憧れ敬う稀代の天才魔術師と謳われていた魔術師であった。


そんな彼が魔物を操りたくさんの魔術師を殺害したこの事件は、ただ日常を生きていた彼らに深い衝撃と悲しみを与えることになった。


魔術騎士や魔術官達の死闘の尽力により、レイジット・タナマは逮捕され、翌年には法の極刑の下、魔術師大量殺人事件は幕を下ろした。


人々を震撼させたレイジット・タナマの事件から10年。

彼によって殺された親を持つ子供達が、魔術学校に入学する新たな年。

残された子供達は様々な気持ちを抱き、学校へと足を運び、そんな彼らを教師達もまた、様々な気持ちを抱きながら見守る。


偉大な魔術師の事件も、過去の話へと風化しつつあった。

しかし、レイジット・タナマの事件は彼が死刑になったからと解決したわけではない。

レイジット・タナマが集大成だと作り出し、たくさんの魔術師を殺害した「8体の魔物」は、未だ見つからず、捜索が続けられていた……。


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