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ザ・ランドオブドリームズ

 夢の国に入園して数時間、俺は一人ベンチに腰掛けていた。

 まさか、絶叫系の乗り物がこんなに苦手だったとは……。情けないことこの上ない。

 ちなみに藍那さんを含めた他の班員には「俺のことは気にせずいけ!」的なことを言ってある。もちろんこんなにかっこよくはない。

 確か、六時くらいにはここを出るはずだ。あと、三時間弱……。ちょっと落ち着いてきたしお土産コーナーでも見てみよ。

 ベンチを離れ、一番近くにあった小さな建物に入る。そこには人形やお菓子と言ったお土産がズラーっと並べられていた。

 あんまりここのキャラクターに詳しくないので、いまいち惹かれない。つか、女性向けの物が多い印象を受ける。

 ま、それはいいとしても、こんだけ色々なものがあると何を買って帰ればいいのかわからない。


「定番のネズミでいいか。ん? メスもいるのか」


 なんか、リボンついてるな。どっちがいいんだろ。…….七海はどっちでも喜んでくれるはず。

 結局、ドレスを纏った人間の人形を購入した。多分、〇〇姫の部類だ。知らんけど。

 

 建物を出て、スマホを開いてみると一件のメッセージが届いていた。洲咲さんからだ。


  『芦屋くん、今どこにいる?』

  『東エリアの、休憩スペースだよ。そっちは終わった?』


 そう返信するとすぐに返事がくる。


『じ、実は、みんなとはぐれちゃって……。道に迷ってるんだけど』

『えぇ!?  みんなと合流できそう?』

『む、難しいかも……。舞と琴葉にもメッセージ送ったんだけど、返信がなくて』


 あらら……。


『洲咲さんは今、どこにいるの?』

『た、多分、西エリアだと思う』

『わかった。そっち行くからちょっと待ってて』

『あ、ありがとう!』

『いいよ。着いたら連絡する』


 人が多いから見つけるのは難しいかもな。そう思いながらも、スマホをしまい、園のマップを開いて西エリアの場所を確認する。真反対だから結構時間かかるかもな。


「芦屋くん、頼りになるなぁ」

「ん?」


 あれ? 今、聞き覚えのある声がすぐ後ろから。


「こ、このシチュエーションも『かわかわ』であったよね! も、もしかしてっ!」


 気のせいだと思いつつも、なんとなく後ろを振り返ってみる。

 すると、見覚えのある美人さんとばっちり目があった。


「す、洲咲さん?」

「あ、芦屋くん!? 本当に!? え!?」


 なんかめっちゃ驚いてらっしゃる。てか、西エリアにいるんじゃ……。

 ま、まぁ、何はともあれ合流できたので良しとしよう。


「ほんと、運命だよ……」


 洲咲さんが何か呟いていたけど、周りの声でよく聞こえなかった。

読んでいただきありがとうございます(^。^)


番外編がもうすぐ出来上がるので、今週末(土曜日の朝8時)に、最新話と共に投稿したいと思います!お楽しみに!


投稿は毎朝8時にしてますので、続きが気になる方はブックマークをお願いします!

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