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ライブ感

なんやかんやありすぎてめんどくさい。てかこの調子で書き続けたら絶対普通の書き方できなくなるよね。

 なんやかんやでアキと一緒に旅することになった。理由はアキがユキ、ハル、レイニー、スプーを気に入ったからだ。シキのことは正直邪魔だと思っているだろう。

「よろしくー!あと私も相方いるからそいつも連れてってね!」

 すさまじく面倒なことになりそうだが、特にシキたちは断る理由もないので受け入れる。さすがに相方と言うのがどんな奴かは少し気になっただろうが、アキのイメージから考えて『まともではない』とだけ勝手にシキたちは判断した。ちなみにその相方とやらは狩りに出かけているらしい。まぁ金を稼ぐのには手っ取り早いからだ。今まで当たり前のようにちゃんと魔法二属性持ってる奴らばかり出てきたが、普通は魔法を一属性だけの人ばかり。ギルドはそんな人たちが魔物を素材として手に入れやすくするための施設で、要望によっては相当な額が期待できる。ドラゴンみたいな普通は狩れない物がぶっ飛んで高価であるように強い魔物、希少なものは高い。これは何の説明をしているのだろう。

 そんなこんなでアキの相方が戻ってくるまで宿で休もうとするシキたち。だがそんなのを書いても面白くないので何かしらここで事件が起きる。コセイ軍が町を侵略し始めたのだ。前回のヤタカ王国とネタが同じだがしかたない。コセイ帝国がそういうことばっかしてる国なんだから。さらに言うとシキたちが来た時点で結構侵略されてた。

「またコセイ帝国……」

 スプーが呆れ

「ヒャッハー皆殺しだァーー!!」

 シキがキチり

「私にもやらせなさい!!」

 ユキも暴れ

「私にも出番をください!」

 レイニーも出番欲しさに行く

「頑張ってね~」

 そしてそれをハルが見送る。

「じゃあハルさん私たちは宿で待ってましょう」

 アキは興奮しながらハルを部屋に連れ込む。


 それからなんやかんやありコセイ帝国軍をシキたちが殲滅していると、馬鹿でかい包丁のような剣を振り回してシキたちと同じようにコセイ軍狩りをしている女性がいる。とりあえず仲間かと思い、周りのコセイ軍を蹴散らしてから話し掛けようとしたらシキたちに襲い掛かってきた。不意打ちだったためシキは反応できなかった。それを庇ってレイニーは倒れた。

「あっ!」

「かはっ……!」

「レイニー!!」

 ユキが叫ぶ

「ゴメンゴメン、コセイ軍かと思ってさ……」

「シキ……あなたと一緒に旅が出来て……楽しかった……あと……ユキちゃん可愛い……」

「レイニぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 シキも叫んだ。

「貴様……許さん!」

「ちょ……待てよ!あたいそんな強く切ってないし!そのメイドかすり傷程度じゃんよぉ!」

「黙れ!お前がレイニーを!」

 馬鹿でかい包丁のような剣を持つ女性(長いので以後アキの相方(長いので以後ナツ))にシキとユキがに襲い掛かる。ナツは二人を剣でいなし、少し後ろに飛んで構えなおす。そこに土の魔力で腕を硬化させたユキが突っ込み、シキはいつものように離れてから馬鹿でかい魔力の水魔法。今回はお互いがちゃんと動きを見て二方向からの攻撃をしているので誤爆しない。ナツはユキの腕を剣で受け止める。そして体を回してユキを弾く。ユキが飛んだ先にはシキの放った水魔法。いくらユキが丈夫といってもシキの全力魔法に耐えられるはずもなくその場に気絶する。

「貴様ァ!!ユキまでも!!」

「謝ってるのに聞いてくれないからだって!」

「許さん……許さんぞォ!!」

 シキの全身から魔力が噴出しオーラのように見える。

「な、なんだぁ!?」

 ナツはシキのとんでもない魔力にビビッたが、シキはそのまま魔力を放出して魔力切れで倒れた。そしてナツはどうしようか考えているとレイニーが普通に起き上がる。

「ごめんなさい、ついノリで」

「やっぱ普通に生きてるじゃん!」

 ナツは突っ込んだ。

「それにしても凄いですね。この化け物どもを一瞬で倒すなんて」

「あんたの友達だろ?化け物って……」

「吸血鬼の血とかあんなアホみたいな魔力持ったのが人間というのもどうかと思いますがね」

 レイニーは呟いた。

「とりあえずあたいはもう帰るぜ?」

 ナツは足早に去ろうとするが、レイニーが呼び止める。

「すみません、運ぶの手伝ってもらっていいですか?」


 それからなんやかんやありお互い自己紹介したりしながら宿に行く。もちろんアキのことも説明済みである。そして気絶したユキとシキをもって宿に帰ってきた二人が見たのは、ベッドの上で満足げな表情のアキとうつろな目をしたハルだった。

慈乃「レイニぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

団長「また増えるのか」

藤宮「流石に今回の二人で旅のメンバー追加完了だよ」

団長「ほぅ」

慈乃「でも敵とかがヒロインに入ったりするんでしょう?」

藤宮「ハハッ!君のような勘のいいガキは大好きだよ!」

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