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不完全詩集

違う

作者: 雪傘 吹雪

近くなれば近くなるほど


この思いは強くなってしまうなんて


届かないから耀かしく見えていただけかと思ったのに


そばで笑う貴方は


想像よりもずっとずっと大きく輝かしい


そして私ととても吊り合わない事に気付いてしまった


強い様で弱く、弱い様で強い貴方


私とは違う


違うからといって無理な訳じゃないかもしれない


でも、ずっと哀れみの感情しか湧かないから


親しくはなれない


ある意味一つの優しさの形であって


その優しさが胸を刺してゆく


棘が刺さったまま抜けやしない


甘い囁きに流される


不意に催眠が解けた時


自分の罪に気が付いてしまう


後悔したって遅いのにね


それにその後悔の殆どには意味が無い


気にしているのは私だけ


私だけが過剰に反応してしまう


分かっているのに不安が心を喰らってしまう


違いを認識すればする程、後悔も増す


あぁ、だから後悔は意味が無いって言っているのに


そう堂々巡りの考えをしてると


やっぱり貴方とは違うのだな


貴方の事何も知らないけど


誰からも必要されないとされない私と比べたら


貴方は少なくとも私に必要とされている


それに貴方は周りか必要とされている


それだけでもう違うって分かるけど


人格が出てるよね


無理だと知ってる居るのに


止まらないのは何故?


もう全部が呪いだよ


恋の呪いって言い方


正しいのかな?


貴方に対する気持ちは呪いなのかな?


呪いの私は貴方とは違うのかな?

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