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狂愛

作者: 秋葉竹


事実が、孤りを黒く輝かせる



朝、その不安を歯磨きで吐き出す



つかれたのか、都市のため息が聴こえた



メープルシロップの甘さに、怯える



夢でみたあのころの制服のあの人



狂って、愛した、時代だった



震える瞳が、生きようとした




鯉が、傷ついた花に向かって泳ぐ




黄昏の街に、信じる歌声を聴き、祈る




救いはひとつ、どこにもいかず、ここにいて










───────────────────────

お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。



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