お風呂シーンはDVD版でご覧頂けます
久々の……更新!!!
「……ふぅ」
まるで蜂の大群に襲われたかのように大きく腫れ上がった顔をしたケンタ。
「どぼじで…………」
「お前がうっかり目隠しを落としちまうからだろう!?」
レナの鉄拳でスコボコに殴られたケンタの顔は見る影も無く醜くなっていた…………。
「皆でお風呂楽しかったね♪」
緊張感の無いトモエの声。ケンタは身に迫る更なる殺気に酷く怯えた。
「ね、寝よう! もう寝よう!!」
ケンタはそそくさと足だけで器用にパンツを履き、髪の毛を乾かしてベッドへと入り込んだ。
「……ZZZ…………」
「コイツ……秒で寝やがった」
「はは……昔からケンタ君は寝るの早かったからねぇ」
中々寝付けぬレナとトモエは窓から見える月を眺めてはため息を漏らした。
「…………なぁ、トモエ?」
「……なぁに?」
「このまま……ずっとこのままなのか?」
「どうかなぁ? でも案外楽しいかもね」
「トモエは気楽で良いなぁ」
「レナは嫌なの?」
「う~ん……半々かな?」
「……ふ~ん……」
月明かりで顔は見えなかったが、トモエは含みを持たせたレナのその言葉に何かを感じた。
「…………」
レナはケンタの寝顔を見つめ、鼻を少し撫でた。
「…………バカケンタ……」
そしてケンタの隣でしんみりと深い眠りへとついた……。
「…………素直じゃ無いレナちゃん……」
寝息を立てるレナの顔を、トモエはしっかりと見つめていた。
「ま、素直じゃ無いのはお互い様……かな」
トモエはケンタの頬に軽くキスをし、布団の中へと潜り込んだ―――