表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の中のくそ話のそれ  作者: とるすく
6/6

おはなし

マンション部屋へと直行。のまえにコンビニに立ち寄る。

「ビール、ビィール」

青木がホイホイっとビールを入れてレジへ向かう。

「おいおい」

「なに?別にいつものことだろうよ」

「つまみ忘れてんぞ」

「あナイス」

そんなこんなで買い物を終え今度こそ部屋へと向かう。


マンションまで到着し、階段をのぼろうとしたとき

「青木君たち!」

と呼びかけられらた。

振り返ると大家さんがちょこんと立っていた。

「お疲れ様。クルマ君っていつ帰ってくるかな」

「クルマですか? 何かやることあるって言ってましたけど」

「なんかあったんすか?」

俺が説明して青木が質問する。

「クルマ君まだ家賃払ってないの。」

「あ。」

「そ。あと青木君も、今月は?」

「明後日のバイト終わりまで待ってもらえますゕ」

語尾が小さいな。

「明後日ね、わかった。」

「あざす」

「もう。友達を見習ったら? あ、クルマ君のことじゃないからね」

知らないところで・・・クルマドンマイ。

「まぁいいわ。クルマ君明日の朝なら居るかな?」

「明日休みなんでいると思いますよ」

「よし、じゃ朝行こっと。ありがと」

「いえいえ。じゃあまた」

と言い、大家さんとわかれた。


「友達を見習えって言われたが」

階段で立ち止まり青木が続ける。

「お前のことでもないな、見習ったら狂いそう」

「なんでだよ。ゲームすんだろ、おいてくぞ」

俺はそのまま階段をのぼる。

「悪かった。待ってくだせぇ」

クククっと笑いながら駆け足で追いかけてくる青木を横目に

俺は部屋のドアを開けた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ