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私の中のくそ話のそれ  作者: とるすく
3/6

おはなし

「よ!」

と俺は不意に声をかけられた。

振り向くとそこにはお馴染みの男

青木が立っていた。

「何してたんだ?」

青木が質問しながら俺の前の席に座る。

「いやなんかあっちの席のやつがプレミアチケットが

どうのこうの言ってたから見てただけ」

と俺は答える。

「チケットって、まさか□□ちゃんのやつ?」

と青木、

「そーらしいけど。あれ?お前□□ちゃんとか好きだったっけか?

 あんまそんな話聞かなかったから知らんかった」

俺は青木の言葉に少し驚きながら答えた。

「え? ちがう、ちがう。今回チケット枚数少なかったし

あの子かなり人気だから当たれば高値で売れるかなと」

「そんなことだろーと思ったよ」

と俺は青木の相変わらずぶりに安心した。


「しっかしよぉ、こう平和であると眠くてかなわねぇなぁ」

ふわぁとあくびをしながら青木は言う。

「平和じゃなくても眠いくせに」

昼飯を食い終わった俺は、立ち上がりながら言った。

「正解!」

キシシっと笑いながら青木も立ち上がった。

「そーいやお前、彼女どうしたんだよ。一緒じゃねーのか?」

「ん? ああわかれたよ。」

俺の質問に青木はさらっと答えた。

「は? なんで? 楽しそうだったけど」

食器を片付けながらさらに質問する。

「いやぁ。想像と違ったぞ?あいつ」

青木は嫌そうな顔で話をする。

「あら、そう」


青木の彼女話は触れないほうがいいなと思い、話を切った。

青木も話したくないようで次の講義の話をしている。

俺もさっさと準備をしよう。

そう思いながら歩きだした。


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