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伝説のシャベル  作者: KY
180/203

6-4 航空写真

数字のミスや誤字のご報告ありがとうございますm(_ _)m

調子に乗りすぎた数字を直そうとして一部修正を忘れていました、過度の悪ふざけはいけない(戒め


多分最終話までそこまでかからない気がします、200話前後で終わる予定です。

つきましては次回作をどのようなものにするか考え中です。

①少し古臭いSFモノ、スペースオペラ

②ファンタジーもの

③現代ファンタジーもの

④ゾンビ、サバイバルもの


手を広げすぎると時間的にどれも中途半端になりそうなのでとりあえず一本に絞りたいのですがどれがいいでしょうか?・・・毎日更新する人マジ尊敬します、時間をどうやって作っているのか、いや筆がとんでもなく早いのか・・・非才の身としては羨ましい限り。



 都市の姿が随分大きく見えるようになった。反面、クリスタルの強度も極めて高くなってきており掘削速度は随分と低下している、その上掘った残渣を今まで壁に押し付けて進んでいたのだが元々の強度、いや密度が高い為かそれも中々捗らず後続組や輜重隊が物資を下ろして空になった台車や袋に残渣をつめて後方へと運んでいった。空気穴の確保もしなければならずこれらの作業でさらに7日程度の時間がかかってしまっていた。だが、それでも到達したのだ。



 眼前に迫る城壁は一箇所が大きく破壊されている、内部の様子は分からないが城壁は生々しい痕を残しており風化はしていないようだ。時は止まったままらしい。


「フィア、中はどうなっている」


「ン~、沢山のヒトに沢山の魔獣、始原の大樹のでっかいオドに創造神様のすっごいオド・・・それと、コレ、ヤバイんじゃないカナ」


「何がだ」


「タブン、魔獣だけどサ・・・ナーンカと~~っても凄いのがいるヨ!」


 既に今までに自分は魔王獣を倒している、ヘルハウンドは策を練り倒したがその後は正面からの戦いといっても過言ではない。それを知るフィアが大分怯えているとは余程の相手・・・物語の最後にはラスボスがいるのが鉄板ではあるが。


 一先ず突入は保留とする。『始原の大樹』一帯を覆うクリスタルは極めて強固なものの透明度もまた高い。これは言い換えれば離れた場所からの安全な偵察が可能であることを示している。それなりに時間はかかるが斜め上へと穴を掘り進めて行き始原の大樹上方より内部の様子を伺うことに決める。



「・・・システムは自律回路を有しておりません。推定可能受付時間残り7689611。FR負荷増大。BGモードへと移行・・・」


 大分時間を消費したが始原の大樹上部まで到達、航空写真を見ているかのような奇妙な感覚だ。後続組も興味深そうに見下ろしている。


「・・・成る程」


「アレだよネ・・・」


 都市の全景が、そしてそこで何が起こっているのかまで見える。そして大きな問題点と障害が明らかになるのだった。




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