最大の罪
少し『囚われの鳥』と似ていますが、これは実際俺が思ったことを書いてみました。
それとあけましておめでとうございます!
昔誰かがこんなことを言ってた気がする
『自ら命を絶つことこそ、最大の罪だ』
じゃあ今から俺はその最大の罪を犯すって事になるのか?
別に毎日に不満があったわけじゃない
それなりに友達関係も上手くいってたし、成績もそこそこだった
ただ・・・
もう疲れたんだ
嫌気がさしたといった方がいいのだろうか?
何も変わらない日常
ただただ同じ事を繰り返す毎日
まるで無限ループのように一寸も変らない
その全てに・・・
もう疲れたんだ
もしかしたら俺は天国にいけないかもしれない
天国というものがあればの話だが・・・
別に俺はそれでも構わない
だって今とは違う生活が出来るだろう?
これを友達に話したら「お前、頭イカれてんのか?」と聞かれた
確かに俺はもう頭がイカれてるのかもしれない
いや、イカれているのだろう
だけど・・・・
俺はもう生きる意味を失ったんだ
飛ぶ意味の無い鳥なんて必要ないのと一緒でさ
生きる意味を失ったら、存在する意味も無くなっちまうんだよ
きっと
俺は屋上の柵を越え、足元を見つめた
今まで見たことの無い、景色がそこには広がっていて思わず微笑む
そして俺は微笑みながらゆっくりと柵につかまっていた手を放し
身を投げた
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