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詩&短編集

最大の罪

作者: 木下 碧

少し『囚われの鳥』と似ていますが、これは実際俺が思ったことを書いてみました。


それとあけましておめでとうございます!

昔誰かがこんなことを言ってた気がする


『自ら命を絶つことこそ、最大の罪だ』




じゃあ今から俺はその最大の罪を犯すって事になるのか?




別に毎日に不満があったわけじゃない


それなりに友達関係も上手くいってたし、成績もそこそこだった



ただ・・・



もう疲れたんだ



嫌気がさしたといった方がいいのだろうか?




何も変わらない日常


ただただ同じ事を繰り返す毎日



まるで無限ループのように一寸も変らない



その全てに・・・



もう疲れたんだ




もしかしたら俺は天国にいけないかもしれない



天国というものがあればの話だが・・・



別に俺はそれでも構わない






だって今とは違う生活が出来るだろう?






これを友達に話したら「お前、頭イカれてんのか?」と聞かれた



確かに俺はもう頭がイカれてるのかもしれない



いや、イカれているのだろう



だけど・・・・



俺はもう生きる意味を失ったんだ



飛ぶ意味の無い鳥なんて必要ないのと一緒でさ



生きる意味を失ったら、存在する意味も無くなっちまうんだよ



きっと







俺は屋上の柵を越え、足元を見つめた



今まで見たことの無い、景色がそこには広がっていて思わず微笑む







そして俺は微笑みながらゆっくりと柵につかまっていた手を放し





身を投げた






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― 新着の感想 ―
[一言] 僕は、死ぬ勇気がある主人公を凄いと思います。 正直、毎日同じことの繰り返しだって注意深く過ごしていれば何か、どこか違うはずなんですよね。 それに気づけない主人公は子供なんでしょうが、しか…
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