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短いので0時にもうひとつ

 

フルカネルリだ。今日は私の生まれた日。つまり誕生日だ。

そしてそれは私が異世界旅行に出発する日でもある。

それにともない私は、帰ってきた後の修学旅行の準備に明け暮れていた。

《なんで今それをやるのサー!? もっと他にやることがあるでショー!?》

大丈夫だ。用意については考え付くことはやったし、持っていく服はしかりと別に用意してある。

……ああ、強いて言うならば水と食料か。

《……あっちの世界では食べないでも飲まないでもある程度平気にしたんだけどネー》

そうなのか? 聞いていないぞ?

《聞かれなかったから言ってないシー》

そうか。

《……ツッコミ……》

『……言いなさいよぉ……ふふふ………♪』

《……あーうんありがとネー》

……何をやっているのだろうか。


よし、修学旅行の準備はできた。

そして異世界旅行の準備も完了した。

服、よし。銃、本体、予備共によし。ナイフ、よし。医療道具、よし。食料と水、三日分ほどしかないが、まあよし。時計、よし。溜めた霊力と妖力、よし。

……忘れ物は?

『……氷雨に、手紙を出しておくわねぇ……?』

そうか。ならば私も白兎と父と母に、一つずつ手紙を残すとしよう。

《好きにしなヨー。時間はたっぷりあるからネー》

そうだな。


さあ、行こう。

《わかったヨー》

私が持っていく道具を掴み、アザギが私の肩に乗った瞬間。

くるり、と世界が回って、私の意識は暗闇に落ちていった。






ぱったりと倒れたフルカネルリの体を、ベッドの上に運んでおく。

今、フルカネルリの体は仮死状態にある。心臓は止まっているし、息もしていない。このままだったら朝に両親に見つかって、大騒ぎになると思う。

だから、ちょっとだけこの体をボクの力で守る。

こうすれば燃やそうが凍らせようがフルカネルリの体には傷ひとつつくことはない。

……ちなみに、なんで体ごと異世界に飛ばさないかと言うと……今のまま飛ばすと、ちょっと体が持たない可能性があるから。

……次回ならだいじょぶだと思うけど、今回はちょっとネー。

ちゃんと向こうの世界にいってる間の能力その他が上がった分はこっちの体にもフィードバックされるようになってるから、問題は無いはずなんだよネー。

……さて、ボクもいこっかナー。



  異世界に行く前の最後の仕事を終わらせたナイアの話。




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