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始まりはやっぱり死亡から



第0章 1話 フルカネルリの最期の時




私はどこまでも人間だった。

ただの一人の人間だった。

だからこうなる事も考えていたし後悔も無い。

「お師匠さま!」

弟子の一人が騒いでいるのが聞こえる。……全く、仕方の無い奴だ。

「…なに、私は良く生きた」

お師匠さまのお話だ!やら みんな静かにしろ!だのといった声が聞こえ、辺りが静まりかえる。

「私はもう死ぬだろう。」

「そんな!」

誰かが声をあげるがそれを聞かなかったかのように話を続ける。

「だが私はお前達の中に知識と技術として生き続ける。」

「知識を伝えよ。技術を伝えよ。その二つが世界に有る限り、私は無限の時を生き続けるであろう」

「…お師匠さまぁ……」

一番昔から居る弟子の一人が泣きそうな声で私の名前を呼ぶ。

「……もしかしたら、死ぬまで判らぬ事も在るかもしれぬ。故に私は久しぶりに見聞を深めて来るとしよう。

…留守を頼んだぞ、お前達。」

『はいっ!』

弟子達の返事が響く。

それから数日後に私は弟子達の見守る中で静かに息を引き取った。



































































筈なのだが………

「キミがフルカネルリかナー?」

目の前には人間とは一線を隔す存在感を持った少年が居る不可思議な場所に私は居た。




…短いな……

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