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詩のようなもの1 『ウツロ』

私はレズで、ゲイで、バイセクシュアルで、トランスジェンダーである。


俺はよく明るいと言われるし、根暗だと言われるし、寡黙だと言われるし、よく喋ると言われる。


芯が通っていない? 正解だ。不正解だ。


自殺志願者? 答えはYes. 答えはNo.


儂には過去にトラウマがある。妾にはトラウマなど無い。


This is me. This isn’t me.


我は男? 女?


わっちの背は低い?高い?


僕はあたしを演じる。これが拙者の素だ。


生きたい。死にたい。生きたくない。死にたくない。


これらは全て自分を的確に表している。でもこれは自分じゃない。



ここまでは本当の話。ここからは、これまでと違って本当の話。



吾輩は自分を知っている。けど、何も知らない。

儂の性別は? 性格は? 生年月日身長体重住所電話番号。どれもが確かに僕のものだ。でも、何一つ正しいものはない。


ただ、ひとつだけ言えることがある。俺は、空っぽだ。


この体はただの器。そこに入っているものには、一切関心はない。自分が誰かなんて興味ない。別に今すぐ死んだって何とも思わないし、このまま生きていくことにも異論はない。

それを決めるのは我ではなく、わっちの中身だ。妾の中身を決めるのは、拙者じゃない。


イツカラアタシガ少女ダト錯覚シタ? イツ吾輩ガ演技シテイルト誤認シタ?


君に私はどう見える?

君ニ私ハドウ見エル?






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




昔書いたものらしい。全く覚えていない。

色々手を入れたくてたまらないけれど、我慢我慢。

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