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#7 そんな無茶な……

今回は短いです(いつも短いんだぁ……)






「ハーブティーを頂いた!?」



任務から一時的に装備を整えるために屋敷へ帰ってきた真紅の髪の持ち主、ヘルミーナ・ロス・リフィターニャは、帰宅早々に困惑する事となった



何故って、ヘルミーナが出会った人は、そこら辺に居る旅人では無かったからだ



次期国王候補で、精霊に愛されているそんな存在



「え、はい………………え?……はい」



「ハーブティーは今、各国でも淹れられるのは閣下お一人だ!」



何故閣下と呼ばれているのかと言うと、実は何だかんだで重鎮として結構呼ばれるのだ



事実彼が議会に来た時の会議の進み具合は凄い



それだけが理由という訳でもないが、実の父や兄よりも頭はキレる



「…え………えぇ……えええ!?お父様!その様なこと一度もっ」



漸く脳が処理に追いついてヘルミーナは父に詰め寄る



そんな情報は下々の者には知られていないのだそこは説明していて欲しかった



顔情報も無い、社交界に出ていない者の方が大半を占める軍兵に探させている時点で見つかるわけがないのだ



「悪い、まさか名を偽られているとは思わなかった……閣下はどちらへ?」



「空を飛んで、こう、他の国へ行くようで」



「くっ、閣下!逃しませんぞ!」



走り出して家を飛び出そうとする父を慌てて引っ張って止める



今更行っても間に合うはずが無いからだ



「あの、そういえば、閣下が土産にと賜りましたハーブティー……煎じてくださり、これ、陛下に渡したほうが」



「そうだな!ヴィレーナ!国王陛下へ閣下の事でお伝えしたい事があると先に伝えろ!お前も来なさいヘルミーナ」



「はっ」



ヘルミーナはそのまま父と共に国王の元へ行くために準備を始めたのだった










ヘルミーナ・ロス・リフィターニャ

ドーファ・ロス・リフィターニャの妹

得意魔術、魔法は身体強化と空間制御のみ

他の魔法はは適正がない


グスタークが閣下呼びされるのはちょっと幼い頃に父と国王に会いに行った際の会議の見学でチョロっと意見を言ってから名誉大臣のような扱いにされたから

グスタークは以来絶対議会に参加したくないと言い張って参加していない状態

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