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さよならの向こう側  作者: はな
サクラ舞う
4/7

3

おばあちゃんと二人、家まで並んで歩いた。

何時ものように他愛のない会話。


節目にも関わらず、姿を見せない父親のことを私は聞かない。

おばあちゃんも話さない。


だからそれで良い。


家族にはそれぞれの在り方があって、それぞれの立ち位置があると思う。


それには正解も間違いもない。




「夕飯は寿司の出前でもとるかい?」

「え?良いの?」

「今日はお祝いだからね」

「ヤッター!おばあちゃん大好き」

「調子良いんだから」




おばあちゃんが笑えば私も嬉しくなる。




私は『可哀想な子』なんかじゃない。




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