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プロローグ

 私、近江おうみ巫霊みれい、一四歳。普通なら魔法学校に通ってる年です。私が住んでいる越冬村えっとうそんは田舎という田舎で学校なんか存在せず、その地域に伝わる三種の魔法を独自に学ぶのが基本です。

 え?さっきから魔法魔法うるさい?説明しろって?安心して下さい。これから説明しますよ。

 この国の名前は日登。え?日本?日本ってなんですか?そんな国聞いたことありません。兎に角、この世界には魔法と魔力(別名マナ)が存在し、それは私達人間の体に流れていて、それを自在に、そして多彩に操るために人々は学んでいます。

 この世界で主流になっている魔法。それを学ぶ理由は、制御できず自分や他人を傷つけないため、そして人類に仇なす“魔獣”を討伐するためです。

 越冬村の伝統魔法は【氷霧ひょうむ】、【風牙ふうが】、そしてこの村が最も習得に力を入れている【殺鬼せつき】である。

 氷霧という魔法は冷気を操り、氷を生み出すもの。風牙は空気圧を操る魔法。最後に殺鬼。これは所謂召喚魔法で、心の中に巣食う鬼を物体化させるもの。


「おばあちゃん。私、中谷なかだんに行ってくるね!」


 中谷。それはこの国の都市で、大都会だ。魔獣を狩る為に結成された会社に入社するために私はこの家を旅立つ。ベッドで横になるおばあちゃんを後に……。

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