「秘密」
キーンコーンカーンコーン
「下校の時刻となりました。校舎内に残っている生徒は速やかに──」
6時を告げる鐘が鳴り、下校の放送が告げられる。春とはいえ、外は既に真っ暗だ。
「あー疲れたー…」
日誌を先生に提出し、ようやく帰宅路へと着いた明希はヘトヘトになっていた。
「今日の夕飯…なんだろう…カレーかな?それともオムライs」
「キャー!!ひったくりよ!!誰か止めてー!!!」
若い女性の悲鳴と共に、こちらに向かって走ってくる犯人。
「どけっ!!!!」
「っ!?」
明希はその場に倒れ込む。
「っ痛…くそっ…!!アイツぜってー許さねぇ!!」
明希はすぐに立ち上がり犯人を追う。
しかし、ここは夜の住宅地。追いかけてはみたが、分かれ道で見失ってしまった。
「はぁ…はぁ…アイツどこ行きやがった…!!」
倒されたイライラと追いつけないイライラで明希の怒りメーターはMAXを超えていた。
バチッ!!
すぐ近くで青白い閃光と音が鳴り響く。
「なんだ…?」
音と光の方へ歩くと、明希を倒した犯人が白目を向き泡を吹いて倒れていた。
「なんだこれ…!?」
目の前の状況と光景に頭の整理が追いつかない。
「感電死…してる…?」
周りには電柱の類、ましてや街頭も無い。
「なんで…どうやって…誰g!?」
バチッ!!
先程の音と光、そして新たに電流が明希を襲いその場に倒れ込む。
「お…まぇ…は……」
「あなたは秘密を知っ……ま…た。だから………は…き……い……。」
薄れゆく意識の中、明希の耳には微かに聞き覚えのある声が届いていた。
次章「正義」
だいぶ遅れてしまい申し訳ありません<(_ _)>
次章も不定期ですが上げていきたいと思います!
それでは、( ・∇・)ノシ♪




