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路地裏で揺らぐ--内在性解離作家の10人シェアライフ  作者: 久慈柚奈
第二章 みんなの小エッセイ

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9/12

【夜ふかしの場合】理想の部屋

文責:夜ふかし(窓寝)

月明かりの入ってくる大きな窓。と、そのましたにある大きなベッド。

憧れが明確にあって、それはちびうさちゃんの寝室。ベッドの置いてあるあたりだけ、一段高くなっているのも、いい。ああいう段差のあるお部屋はかわいい。


寝具は真っ白かほんのりピンク色の無地で、縁にひらひらがついているといいな。それも、ちびうさちゃんのみたいに。

月明かりを浴びながら眠れると思うとほっとする。心象風景なのかもしれない。

月が、今よりもっと大きかったらいいんだけど。

夜以外いらない。


私たちは遠い昔、ここではない別の星で、もっと大きな満月を見ながら暮らしていたんだって。

私は一人で、月が綺麗に見える崖の上で、時間を過ごすのが好きだった。


みんなで焚き火を囲むのも楽しいけどね。ちょっとだけ「みんな」の輪をはなれて、自分は一人きりじゃないっていう気配を感じながら、一人になるのが好きなの。

雰囲気だけの孤独。孤立じゃない。

賑やかさの周縁にいるのが楽しい。輪の中にいるようでもあり、外にいるようでもあり。たまにそのまま、透明になって消えてみたくなる。ほとぼりがさめたころにまたこの世界に現れる。

熱狂に巻き込まれないまま、熱狂の渦中にいてみたい。

でも冷静な人がひとりいると、熱狂を冷ましてしまうから。


そういうことを考える。窓辺で。




実際に持っているのはサメのぬいぐるみ。

ほしいものはセミダブルのひろーいおふとん。やわらかいのがいいな。

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