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死霊術師の友達づくり  作者: ヤマノアオバ
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願い

初めてまして、アオバです。この作品が初投稿でよく分からないとこも多いでしょうが温かい目でよろしくお願いします。

キーンコーンカーンコーン

授業の終わりを告げるチャイム。それがなり終えるのと同時に僕は弁当を抱え勢いよくトイレへ向かった。


「はあ〜」


大きなため息をつきながら慣れた手つきで弁当を広げる。

トイレで弁当を食べるようになってもう一年経つ。このお世辞にも衛生的とは言えない場所でも慣れれば過ごしやすいものだ。


「あの日からもうそんなに経つのか·····」


あの日がなければこうしてトイレで飯を食わざるおえなくことも、コミュ障になりいじめを受けるようになることもなかったのだ。だがそんなこと悩んでも仕方ない。もう過ぎてしまったことなのだ。


「おい、亮太のやつまたここに篭ってるぞw」

近くから声が聞こえた。多分クラスの男子達だろう。

また、僕をいじめにきたのか。


「さて、今日はどんなやつがいいと思う?」

扉の隙間から覗いてみる。そこには3人いた。

その3人とも学校の中では不良に分類される者達であった。


「そうだな〜今日は·····」

「水でいいだろ」


若干食い気味な感じで答え、バケツいっぱいの水をかけてきた。


「汚物は浄化だ」

「ギャハハハハ」


品のない笑い声だけがトイレに響く。

あいつらのおかげで制服は濡れてしまった。

だが、なんとか弁当を守りきることができたのでとりあえず飯を食べるのを続けることにした。


パタンと扉が閉まる音がした。どうやら出ていったようだ。


「異世界にでも行けたらな·····」


何気なく発したこの一言。これは僕の本心とも言っても過言では無いものだった。

異世界に行ったら変われると思っていたのだ。

そう、この時までは·····


キーンコーンカーンコーン


「あ、もうそんな時間か」


予鈴がなったのを聞き、素早く弁当を片付け扉に手をつけようとした瞬間、僕の周りは白く輝き出した。


「まさか噂の異世界転移か!?」


生まれてから一番興奮したのは多分この時だろう。

心臓の音がよく聞こえる。静かな訳じゃない。周りの音をかき消すくらい脈動しているんだ。

それもしょうがない。それくらいに異世界転移に期待していたのだ。

異世界転移すれば真の友達がつくれると思っていたのだ。


次第に視界も真っ白になっていった。

次に目を開けたときに見える物はどんなに素晴らしい物だろうか。

そんな事を考えながら目を瞑った。


次第にあの眩しさも無くなり落ち着いたので、目を開けた。


「えっ·····」



まずはこの作品を読んでくれた読者の皆様に感謝を。

ありがとうございます。

この作品はコミュ障の亮太が真の友達をつくっていくというものですが、僕自身友達はあまり多いほうではなくてせめて亮太だけでも!っていう思いで書きました。

まだよく分からないところもありますがどうぞよろしくお願いします。

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