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ガラクタの学園  作者: 夕霧湖畔
間章二 サメの魔法を求めて
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02.我ら洞窟探検隊

 調査時は洞窟を進んだが、場所が確認出来ているので近場までは箒で飛んだ方が早いとの事で、外壁近くの岩場までは割と直ぐに来れた。


「近くに他の学生は見当たらないわね。」

「君達が〔湖沿い〕、オレが隣の〔海中洞窟〕で予約を取っているからな。

 喧嘩(けんか)売る気が無ければ近寄らんよ。」

「あの化け猫見て喧嘩売る覚悟持てる人はまず居ないと思うわ。」


 軽口を叩きながら偵察に【卍兵】を使い、水際まで下りる。

 今回も【猫眼甲】の出番があるかは微妙だ。表向き【三彩腰帯】も呪装の振りをしているので、咄嗟の火力は不安が残る。


 さてどこから洞窟へ向かうのかと思ったが、ティーパーティは笑顔でグラトニーの肩を叩く。

「ああ、ここからなのね。」


 水着の上にローブと羽衣を着込んだパトリシアが自分達は大丈夫とジュリアン組全員に『水呼吸』の呪文を掛ける。どうやらあの羽衣がルサルカの発動具の様だ。

 ピオーネには自分で術を使わせ、残りはグラトニーがかけて飛び込む。


「おお、素晴らしい!水中でも普通に会話が出来るのかこれは。」

 術の存在は知っていても体験は初めてなティーパーティが、水中を泳ぎながらはしゃいでいる。


 発動具には相性が存在する以上、他人には手の内を隠すのが一般常識だ。なので実際に術を体験する機会は意外と貴重だったりする。

 湖面が頭上に上り遠く離れていく中、一人だけ鎧を着たジュリアンも一同と同じ速さで沈んでいく。


「ねえ。それ動き難くないのかしら?」

「ん。俺も驚いたけどそうなんだ。

 どうも水竜の素材が使われているみたいで、鎧を付けていると水中でも服が濡れないんだ。」


 流石に呼吸までは出来ないけど、と頭を掻くが、染み付いたマナは水属性だけには全く見えない。

 兎にも角にも、泳ぐ上では支障が無いどころか逆に動き易くなるようだ。


(折角だから試してみようかしら。)

「ねぇ。何やってるの?」

「水中だとどれ位動き難くなるのかなって。」


 水着の上から《猫爪装衣》をまとい、【猫眼甲】を付ける。

 実際に試すと別に泳げなくも重くもならないが、《装衣》の方が水を嫌がっているのか、服が膨らみ浮力をまとう。

(これ、水を弾いているって事かしら?)


 【眼甲】の方も嫌がるという程の明確な拒絶反応は感じないが、息苦しさの様な気配を感じて気分が落ち着かない。魔力を流せば双方とも落ち着く様子だが、特に《装衣》の方は水の抵抗も大きい。


 敢えて無駄に魔力を消耗し続けるより、いざとなったら使える程度に思った方が良さそうだ。

 色々試している内に少し他と離れたので服を戻し、一人待っていたパトリシアと一緒に急いで距離を縮める。


 パトリシアがジュリアンを先に行かせたのは少し意外だったが。

 だがこうしてみると自分は、結構泳ぎは得意なのかも知れない。


「さっきは何をやっていたのだ?」

「水中で動き辛いってどんな感じなのか、知っておこうと思って。」

 ティーパーティがグラトニーの返事に首を捻ると、ジュリアンが自分達は今回が初めての水泳なのだと補足した。


「ほほう。思い立ったが吉日とは言うが、試すならダンジョン以外の方が良いぞ!

 そしてこの先の洞窟を進むと目的のダンジョンに出る所までは分かっている!」

「そう言えば、このダンジョンにはどんな魔物がいるの?」


「ぶっちゃけ分からん!正規のダンジョンでは無くて、隠しダンジョン探索の方のルールで申請(しんせい)しているからな!

 この辺一帯をダンジョン扱いにして、本当にダンジョンがあるかは実地調査で確認するのだ!範囲が狭いと実際は痕跡(こんせき)か予兆だけの場合もある!」


 つまりここからしばらく先は道中扱いでダンジョン外になるのか。

 加えて未登録、もしくは非公開ダンジョンだから、詳細も不明。

 どうやらダンジョンは学園が把握しているモノだけでは無いご様子。


 自然発生する時があるのは授業でも聞いた事があったが、それが学園内にも適用されるとは思わなかった。


 ティーパーティが先頭を泳ぎ、程無くして地底湖の様な空気溜りに浮上する。

「ここは少し面倒でな。『数多の首よ、一尾一足、裏道を(また)げ』!」


 道は洞窟が一本だけ。恐らく先日再会した洞窟の方角に続いている。

 ティーパーティは蛇の跳躍力を再現する呪文で地底湖の上の方、天井の鍾乳洞(しょうにゅうどう)に隠れた隙間に跳び上がって中に入り、ロープを下ろした。


「壁に気を付けて、一人ずつ上ってくれ給え!」

 誰から行こうかと皆が顔を見合わせる間に、箒を取り出したグラトニーが天井へ浮かんでロープを掴み、手早く足をかけて上り切る。


 隙間は箒で通るには少し狭く、壁に両手が付くほどに近い。成程ロープを使った方が楽な訳か。

 奥では少し離れた鍾乳洞(しょうにゅうどう)に縛ったロープを支えるティーパーティが待っていた。


「次、良いわよー!」

 最初に何故か両頬が()れ上がったポートガスが上って来た他は、特に問題無く。

(変ね。【耳目】には上を覗き込んだポートガスが突然女子達に殴られた様にしか見えなかったわ。)


 男性陣が先に、そして全員が上がり終えたのを確認してティーパーティがロープを回収する間に何があったのかと聞きに行くと。

「後でまとめて説明するから、男子に水着を近付けない様に。」


「お、おぅ?」

 いつに無い迫力と危機感を感じるパトリシアの笑顔に、つい気圧されて頷く。

 取り敢えず緊急の事態では無いらしいので今は忘れよう。


「暫く歩きだ。その先にある地底湖の中に、我々が目指すダンジョンがある。」

 後に続いて歩く道は、転べば刺さりそうな程沢山の鍾乳石が並んでおり、足元に気を付けないと直ぐに転んでしまいそうだ。

 複数のランプを飛ばしていても、影と死角がそこら中に生じてしまう。


「良く見つけましたね、こんなところ。」

「なぁに、この辺の順路は単に地図にあったに過ぎん。

 問題の地底湖までは地図に描かれていたんだが、その水が物凄く澄んでいてな。

 毒が出ている訳でも無い上に周りには生物一つ見当たらず、結構深い所に小さく建物が透けて見えるのだよ。」


 多分何らかの魔法施設だと、鼻歌交じりに予想を語る。

「ところで同志グラトニーはグリーンアイの発動具を持っているのかね?」

「あら。どうして分かったの?」

 何、不思議な事は何もない、と自慢げに胸を張る。


「先程から周囲を警戒してくれている君の人形呪具が、我々が手を出す必要すら無く敵を全て撃退しているからさ。


 グリーンアイの『生命探知』と違いキングアウルの『熱視感知』だと、この手の洞窟、特に体温の低い蛇の発見には手間取るものさ。

 いや、実に快適且つ順調に進めてるぞ!」


 君達も、本来はもっと沢山の警戒が必要な洞窟だと覚えておくと良いと、高笑いするティーパーティ。

 成程元寮長で主席候補は伊達では無いらしい。


 彼が勝負にならなかったという例の、昨年度の学園最強はどれ程の実力者だったのか。今更ながらに興味が湧いてくる。


「さて、ここだ!」

 再び開けた場所だが、今度は先程よりも余程広い。と、いうより。

「成程。此処は人工の湖なのね。」


「ほう。やるでは無いか。他の者達は、理由が分かるかね?」

 慌てて他の四人が周囲を見回し、あ。とサンドライトが声を上げる。


「天井に鍾乳石が無い!」

「その通り!序でに苔も、生き物も来ない。

 ここは一見して分からぬように魔法装置で管理された、隠しダンジョンへの入口なのだ!

 よって我々は、ここから先一層慎重(しんちょう)に進まねばならない!」


 高らかに叫ぶティーパーティの後ろで、岩場が横に動く音が反響する。

 理由は単純。封印の痕跡を辿ったグラトニーが鍵を解除したからだ。


「け、警戒ぃーーーーーッ!!」

「いや、扉があったら開けるでしょ?」

 突然絶叫したピオーネに思わず答える。別に無警戒に開けた訳じゃ無いのだが。


 中には大広間があり、山と蛇が溢れていた。奥の祭壇には巨大なコブラが一頭。

 中の毒蛇達は祭壇周りの、天井から落下する苔を食べて生き延びている様だ。


「ふむ、あのデカ物は任せるわ。『暴食よ』。」

 適当に呪詛を漏らし、こちらに向かって来る全ての蛇を枯らし命を奪い尽くす。


 例え毒があろうが只の蛇なら、グラトニーには問題無い。

 一面逃げ惑う蛇を一通り駆逐し終わったところで、祭壇でグラトニーを警戒する巨大コブラに背を向けて。入り口にいる一行の所へひとっ跳びで戻った。


「お代わりが来ない限り討ち漏らしは無いわ。

 あの召喚駒素材はあなた達の好きにしなさい。」

「いや、確かに言う通りあれ、メガロコブラは召喚駒に出来るけどさ……。」

 ピオーネがぶつぶつと呟き、まあまあと苦笑しながら一同が宥める。


「ふむ。折角だからオレも傍観(ぼうかん)して良いかね?

 君達の実力を見ておきたい。」

「……ん。今回は私も。」

 ティーパーティに続き、サンドライトも脇に下がる。


「あ、ああ。別に構わないけど……?」

 微妙に腑に落ちない顔でジュリアンが頷き、グラトニーが下がって露骨に威嚇(いかく)し始めたメガロコブラに向けて剣を抜く。


「さて、同志グラトニー。君は、彼らに何が出来るか把握しているかね?」

「大体の戦力は。」

「チームプレイは?」

「興味無いわ。」


 成程、と数度繰り返し頷き。

「君といる者は長生き出来ない。理由は分かるかね?」

「弱いからでしょ?強くなれば良いんじゃない?」


 咄嗟(とっさ)にサンドライトがティーパーティを止めようとするが、逆に首を横に振って制されサンドライトの方へと一旦振り向いた。


「これは君達の怠慢(たいまん)だよ。彼女は言わねば分からないし、気付かない。

 何故ならこれは他人の話で、彼女は他人を理解していないからだ。

 彼女は話して分からない人間じゃないとも。」

 少し聞いて居給えと告げ、再びグラトニーに向き直る。


「確かに彼らは弱いだろう。だが、そもそも強さとは相対的だ!

 君は教師より弱いし、多分オレよりも強い!彼らも他の同級生よりは強くて我々よりも弱いのは、比べる対象が違うから当然!

 つまり弱くない人間などおらず、全ての人間は強いのだ!」


「でも彼らに必要な強さは、数人いれば大抵の魔女に勝てる強さよ?」

 それはどう答えるのか。何故かサンドライトが息を飲んだ。


「成程!確かに彼らは運命の子と仲間達だ!必要だろう!

 だが彼らは君といる限り必要な強さは手に入らない!


 何故なら君が彼らを庇い、庇っている事を話さないからだ!

 彼らは自分に何が出来ていないのかを知る切欠が無く、君に弱さを秘密にされたままに敗北して終わる!」


 良く分からない理屈。だが身を守るなという意味にも聞こえない。では、わざと失敗を見逃せと云うのか?

「……?失敗したら、死ぬだけじゃあ?」


「はっはっは!失敗には死に直結するものとしないものがある!

 オレは山程失敗しているが、今でも生きている!それは助けてくれる者と教えてくれる者が(そば)にいたからだ!だが君は教えていない!

 誰かが教えねば時間は無駄に過ぎるぞ!」


「ふむ。それは面倒ね。でも、私が教える必要は?」

 そもそも彼らが聞くべきとも思うのだが。

 首を捻るグラトニーに、ノンノンとティーパーティが指を振る。


「聞くのと気付くのは別だ!

 未熟とは、気付かない事であり、分からない事でもある!

 そもそも、教えて鍛えている意味は、気付かせて分からせる事だろう!


 君の友人達は、君が勝てる相手と戦わせている事も、君が慎重で念を押す性格だとすら気付いてすらいないぞ!

 多分彼らから見た君は、無謀で気紛れで偶に思慮(しりょ)を見せる傾奇者(かぶきもの)だ!」


 何故その結論が出て来るのかは理解出来ないが、文脈から察するにこれも自分が気付いていないという話なのか。

 ふむと一呼吸程熟考し、推論(すいろん)を口にする。


「つまり判断基準が違うと?元の公式が違うから、違う答えが出ると気付かない?似た公式で別の答えを出している、計算を間違えていると思っている?

 他人とは違うものでしょう?」


 んんんん!と溜めて、その間に悩みながら。ティーパーティはボールを転がす様に後ろ手を上げて額に指を当てる。


「誤差の広さだ!君達は足し算では無く掛け算、二桁ではなく三桁四桁くらい思考がズレている!

 しかし公式の違いが分かるほど話さないから、君が気付いて彼らが見落としている部分も色んな所が空白だらけだ!


 だから彼らは彼らの公式で君の答えを推測する!

 この違いこそが他人だ!君も彼らを、別の公式で計算している!」


「成程。思い当たるところはあるわね……。」

 害が無いから結果の誤差も気にならず、彼らを適当に危機感を煽る以上の必要性を感じなかったが。このままでは気付かずに死ぬのか、彼らは。


「君が殺せるか殺せないかを判断基準の(じく)()えているのは分かっている!

 だが君は友を知らず興味を持っていない。何故なら友は部下でも戦力でも無い!


 だが友とは、君が気付かない事に気付き、君が間違えない失敗をする者の事だ!

 友が得難き者と言う者は、友を活用し、活用されているからだ!

 君は友の価値に興味を抱かず、その価値を無駄にしている!」


「……信頼とか、信用とかは?」

「一人より二人の方が凄い!相談せずとも連携出来るとか凄い!

 でも裏切る奴とかと挟み撃ちなんて出来ない!でもコイツ金の為に命投げ出す!

 これ以外にも色々パターンだ!」


 両腕で力瘤作ったり交差させたり、動作が忙しい説明だが言いたい事は何となく分かって来た。


「……成程。クリタ人は嘘吐きだとクリタ人が言った、ね。

 それもさっきの人格公式や計算間違いが混じってくるのね。

 ……はぁ。とてもややこしいわね。」


 だが推論の手掛かりを得るというのは悪くない。元より彼らの言う信頼とか信用とかは理解の外にあったのだ。

 ……信頼は出来ずとも信用出来る。

 これは血の従者達に出来ている。それを部分的に理解する足掛かりになるか。


「自分が間違えない失敗が役に立つという発想は今迄無かったわ。

 とすると、今迄あなたが白衣を開いたり閉じたり、くねったり構えたりしているのにも私が分からない公式があるのかしら。」


「オレは真面目な事を言い過ぎると心に蕁麻疹(じんましん)が出来る病気だからだ!

 羞恥心と戦うため、格好良いポーズで対抗しているのだ!」


(……………………?格好良い?対策?心の病気?)

 本気で訳の分からないロジックが出て来たと思ったが、ふと気付く。


羞恥心(しゅうちしん)って言うのは私に分からない感情だわ。どういうものかしら?」

 ポケットに両手を突っ込み激しく回転するティーパーティ。成程?心の病気。


 サンドライトは必至で目を背けながら真剣に聞き耳を立てている。駄目か。


「ふぅ!失敗に対する自尊心とか集中力の乱れとか!理性を狂わせる何かだ!

 人によって恥ずかしさのポイントは違うのでこれと言った共通項があるとは限らない!……多分だっ!!」


 首を捻る。これか?多分違うな。共通項。自尊心。勇気?見栄?真面目な事に何かがあるというのは分かるが、根本的に何かが足りてないとしか分からない。


「ミスを誘える何か?成程。最適化ね?回転で誤差の修正、遠心力、いえ踊りね?

 無駄な動きをそれ以上の全身運動で矯正(きょうせい)し、安定化を図っていると。」

 成程。ミスの訂正の為の動作。もしくはミスそのもの。それが羞恥心、と。


「確かに攻略法は人によって違うわね。私には無い修正法だわ。」

 後ろを向いたまま激しく白衣ごと腕を回し続けるティーパーティを見て、これが運動が苦手な彼の無駄な動作の訂正法なのだろうと納得する。

 いや精神の話だったか?同じか。動揺の修正方法なんだから。


「ななな、何を言うべきか分からん!兎に角経験だ!

 今こそそこで話は聞いているが何をすべきかに迷っている友の出番だ!」


 ティーパーティが両手で指差した方角には、一通り蛇の後始末を終えて話に加わるべきかを迷っているジュリアン達が此方を見上げていた。


(?ああ、そうか。別に一人で答えを出す必要も無い訳か。

 失敗か正解かはどちらにせよ自分のロジック、論理性で割り出すしかないと。)


「????」

 ふと気が付けば、とても珍妙な表情で迷っているサンドライトが、グラトニーと視線があった途端(とたん)に全力で両手を振って訴える。


「?聞かないで、お願い。よね?それは分かるわ。」

 そもそも彼らに何を聞くべきか。いや、言うべきかの話か?

 彼らが気付いていない失敗の話だから。この場合グラトニーしか把握していない話の筈だ。


 そうかと思い至り、両手を合わせて眼下の一同に宣言する。

「これから私はあなた達が死ぬ寸前か即死する状況以外は庇わないわ。

 理由が分からないなら聞きなさい。」


 全員が膝から崩れ落ち、地面にへたり込む。

 正しくはグラトニーとティーパーティ以外の全員か。


「????」

 はて。いや。そうか。順番か。


「私は殺せるか殺せないか、それか殺し合いに関係無い事には興味無いわ。

 それを踏まえて質問してね。」


「…………がんばれ!若人よ!!」

 両腕を広げたティーパーティが、何かの結論を放棄したのは分かった。

 本日2話投稿。後半です。

ポートガス「ボンキュッボンのビキニ美少女がロープで上に登りました。

 下から覗き込んだのは只の条件反射です!」

女子一同「ギルティ。」


 ティーパーティの発言は良し悪しの前にもっと話し合いなさい、という意味です。

 尚、探求者寮の者は高確率で、真面目な事を言い続けると蕁麻疹が出来る病気を発症していますw

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