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5.アルバン・ソレル

恋愛書くのは嫌いだぁ……。今回はいつも稚拙な文章が更に酷くなっています。ご注意ください。


チュートリアル君目線でのお話です。


後、投稿時間は平日は大体7時~、休日は15時~で行こうと思ってます。


 


 僕はアルバン。


 男爵家の生まれで……と、色々言いたい所だけれど、今はそんな事をに割く思考の余裕が無い。


 今はやることも無いので自習をしようとしているのだが、どうも集中出来なくてね。


 持っている筆記具は紙の上ではなく、虚空をさまよっているし、文字を見ているはずの目は、意味のある言葉ではなく、別の光景を写している。


 集中を切らしてはいけないとは思いつつも、頭は別の事を考えてしまう。


「約束の時間はまだなのか……?」


 サッと時計を見てみると、まだ二分しか時間が経っていなかった。


 あの時は、一時間が、あんなに短いとさえ思っていたのに、今は一分一秒が耐え難い長さの様に感じる。


 早く約束の一時になって欲しい。


 ああ……早く彼女に会いたい!



 ▲ ▽ ▲ ▽



 入学初日の放課後、その日は先生の手伝いをしていて遅れてしまったせいで、急いでいた。


 家の立場が悪いせいで、様々な嫌がらせや、面倒事を押し付けられる毎日。


 見目は良いと言われる事は偶にあったが、家柄が良くない、という事で婚約話なんて、僕には全く無い。


 弱小貴族に嫁ぎたいご令嬢も居ないだろうし、それを許可する当主が居る家があるとも思っていなかった。


 ――いつもはそれを恨めしく思っていたんだけれど。この日だけは、それに感謝させられる事になった。


 玄関に向かって、急いで歩いて居ると、曲がり角から一人の女子生徒が飛び出て来た。


 その子もどうやら、自分と同じように急いでいたようで、僕にぶつかってしまう。


「きゃっ」


 ぶつかった事で体勢を崩したのか、自分の方に倒れ込む。慌てて受け止めると、恐怖からか、ぴくっと、体を小さく震えさせた。


 受け止めたその体は、思ったより華奢で軽い。とても、少女らしさを感じさせるものだった。


 声を掛けようとすると、彼女は、少し慌てる様にして立ち上がり――そして、彼女のその容貌が目に入った。



  ――美しい。自分がこれを表す語彙を持ち合わせて居ないことを強く後悔するほど、美しかった。


 早い話が…………一目惚れした。


 緊張しつつも、あまりその緊張を表に出さないように、ゆっくりと話しかける。


「大丈夫? 怪我は無いかな?」


 声を掛けるとはっ、としたのか、背筋を伸ばしてこう言った。


「あっ、はい大丈夫です」


 その笑顔を見て、心の底から良かったと思っている自分が居て、それに驚く。


 今まで、自分の家の事にしか関心が無かったのにだ。


 ――彼女の名前を、聞きたい。


「僕はアルバン。君の名前は?」


「プリシラです。……アルバン様、心配させてしまい、申し訳ありません」


 プリシラ…………クレヴァリー子爵家か!


 これなら、自分の家には確実に歓迎して貰える。


 後はクレヴァリー家からの返事が……。いや、それは今は良いだろう。


 今はこのチャンスを手繰り寄せなければならない。


「……プリシラ。こういう時は謝るんじゃなくて、感謝の言葉の方が嬉しいよ」


 とりあえず、思った事を話す。緊張のせいか、なかなか、思うように喋ることが出来ない。


「はい、すみま……いいえ、ありがとうございました」


 そう言って、ふわりと微笑む。


 その笑顔が眩しくて、目を逸らしそうになったが、それをぐっと堪えた。


「気を付けてね、プリシラ」


 なんとかそう言葉を捻り出すと、背を向けた。


 ▲ ▽ ▲ ▽


 それから、彼女と会う度、色々な事を話した。


 その度に、自分の中で話がしたいという思いが強くなって行くのを感じていって。


 ……あの時、デートに誘うのは勇気が必要だったが、とても充実した時間を過ごす事が出来たな。


 一時間という物は、あんなにも早く過ぎてしまう物だとは全く、知らなかった。



 ――もっと話をしたい。


 その思いは……好意になった。



 ▲ ▽ ▲ ▽


 十一時に合わせてガタン、と椅子を蹴飛ばす様に立ち上がった。



 かなり早いが、準備をしていれば、丁度いい位の時間になるだろう。


 どうせなら少し早く約束の場所へ行っておこうか。その方が気も紛れる。


 ――そんな気を起こしてしまったのが間違いだったのかもしれないな。


 見方によっては、それが正解だったのかもしれないけど。


 小走りで待ち合わせ場所に向かう。


 街行く人が、早足で歩く僕を不審げに見ているが、気づいてもそれを気にする事はせず、速度を一切緩める事無く、一直線に目的地へ向かう。


 一秒でも早く会いたい。一秒でも早く彼女の笑顔が見たい。


 そう思いながら歩いていると、いつの間にか、待ち合わせ場所の広場に着いていた。


 駆け込んで来た僕は、入り口付近の広場でふう、と息を整える。


 木が多いこの公園は、恋人に人気の場所で、今日も所々に恋人らしき二人組を見掛ける。


 手を繋いで、笑みを交わしているその姿。自分も、そう、なれるだろうか。



 ……居た。


 奥の方の

 木の側にプリシラが見えた様な気がして、駆け寄ろうとする。


「――え?」


 しかし、それを見た瞬間、立ち止まってしまった。


 木の陰に隠れていて、今まで見えなかったそれ。


 プリシラの隣に男が座って、何かを話していた。赤い短髪の、知らない男が。


 その表情は自分に向けるあの笑顔より生き生きとしているように見えて。


 それはまるで、彼女の心の中には、僕の入り込む余地は無い、と言われているかの様な気がした。


 ……足元がボロボロと崩れて行く感覚がする。


 ……そうか。僕は、ただの『友人』でしか無かったのか。全て、自分の勘違いだったのだろう。幻想だったのだろう。


 それを理解してしまっても、まだ諦めがつかない自分が居た。


 ……僕はそっとそこを離れた。





……駄目だぁ……恋愛の様な物書きづらい……早く戻りたい……なんでこんなに書きづらいのか……。


でも次回は書きたかった事が書けるぞー。やったね。


次回は3日掛けようかと。推敲しまくるぞー。

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