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異世界で現代兵器使いの吸血鬼!  作者: 柊よるは
1章
6/9

6話:模擬戦当日<前半>

遅くなりました。更新です

 小鳥の囀りとともに目を覚ました俺はいつも通り森に行って魔法の特訓をしていた。模擬戦は昼からなのでのんびりできる。

魔法の特訓と言ってもイメージ通りに魔法を発動するだけだ。

普通なら魔法のイメージを声に出して発動するのだがギフト無詠唱のおかげでイメージするだけで発動する。普通の人でも無詠唱で魔法を放つことができるが火力は半分以下まで落ちてしまう。

(身体能力強化)

身体が軽くなる。

「さて、今日も特訓だ。」


楓は森の中を全力で駆け抜けながら魔法が当たって抉れた木に向かって属性魔法を展開する。

(爆炎槍!)

俺の周りに12本の炎槍が魔法陣から展開される。

「それ!」

ドガァァァァン

12本の炎槍が着弾とともに爆発した。

「熱い...威力は問題ないんだけどなぁ...」

槍が着弾したところは直径10メートルほどが新地になっていた。

威力が強すぎて爆風が自分の所まできて火傷しそうになる。

「やっぱり指向性を持たせないとダメかぁ。」

そう呟きながら再び魔法を展開する。次は爆風に前方向への指向性を持たせて。

「これでどうだ!」

魔法を放つ。爆発音が響く。

「すごい...威力が二倍以上上がった...これはほかの属性魔法でも同じことなのかな?」

炎槍が着弾したところは爆風に指向性を持たせたおかげか扇状に25メートルほどが新地になっている。

「ほかの属性魔法も試してみるか。」

(氷属性魔法・雷属性魔法・風属性魔法・土属性魔法・光属性魔法・闇属性魔法)

使えるすべての属性魔法を条件を同じにし指向性を持たせて放ってみる。


結果は光魔法と闇魔法以外は火属性魔法と同じになった。


「光魔法は地面に深い穴が開いて、闇魔法は当たったところが黒くなっただけか。」

「光と闇...系統が違うからか?ほかの魔法と属性系統が違うからなのか?」

俺は休憩しながらそんなことを考えていた。

「疲れたし少し眠ろう。」


俺はそう呟いて目を閉じた。



「おーい。カエデー飯だぞー」

遠くから声が聞こえてきた、父さんの声だ。

「ん...」

俺は父さんの声で目を覚ます。

俺が寝てからあまり時間は経っていないようだ。せいぜい30分ぐらいだろう。

「なんだカエデ寝てたのかすまんな起こしちまったか?」

「ううん。大丈夫だよ、父さん、ちょっと眠くなって寝てただけだから。」

「はいはい。飯できたから呼びに来たんだ。」


「わぁーい。じゃぁ帰ろうかな」

「そうだな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ただいま!母さん。」

「あら!お帰りカエデご飯できてるわよ~」

「うん!ありがとう!」


俺はそう言っていつもの食卓についた。

「今日はカエデの卒業試験だからお母さん頑張って作ったのよ!」

母さんはそう言って机の上に料理を出していった。

大皿に盛られた数種類の魚介の刺身に鳥の丸焼き、野菜炒めそれに食後のデザートまで用意してるらしい。

(三人家族でこれは明らかにその量は作りすぎだろう、、)と俺は内心思った。これでも俺は一応女の子なのだ。

「さぁ冷めないうちに食べましょう!」

{いただきます!}

そう言って昼食をとり始めた。

俺は刺身を小皿に移して食べる。刺身はそのままでも食べれないことはないのだがやはり醤油と米が欲しくなってくる。一応すだちの味がする果実はあるのだがあまりこの世界では使わないみたいだった。

丸焼きの鳥は鳥と言っても魔物の鳥だ種類はよくわからないが程よく脂がのっていて身も柔らかい元の世界の鶏肉と並ぶほどの美味しさなのであるむしろそれ以上かもしれない。魔物の肉なのに、、、、

野菜炒めは至って普通の野菜の炒め物だ。欲を言えば味噌ダレが欲しいところである。


俺は米が欲しい醤油が欲しいタレが欲しいなどと思いつつ腹を満たしていった。

「もう食べれない、、、」(まだ余裕はあるんだけどね)

「私も満腹よ。さすがに作りすぎたわね」

出てきた料理は半分ほどがまだ残っているのだ

「なんだよもうおわりか?さすがに少なすぎないか?デザート食べれないんじゃないか?」などと言いながら残ったものは父さんが平らげた。

「もう!父さんデザートは別腹なんです!」

「そうよー」

と母さんが続ける。

「お、、、おうそうか、なら早く食べようぜ」

まじかよ父さんまだ食うのかよ腹の中にブラックホールでも飼ってんの!?

「早く食べて少し休んだら卒業試験をやろうか!カエデ俺をどうやって倒すかは考えてきたか?」

「う、、、うんもちろんだよ!」


「はい食後のデザート」


と言いながら紅茶とケーキを持ってきた。直径40センチメートルくらいで苺らしきものが乗ったワンホールケーキだ。それを切り分けていく。しかもそれを八等分などではなく三等分なのだ。

(いくらなんでもでかすぎだろ……しかも三等分だし)

俺はまだ胃袋に余裕があったので問題なかったが父さんと母さんはさすがにきついなどと言いながら食べていた。無論完食したわけだが。


「カエデ少し休憩したら訓練場に来いよ

「はーい」


一時間くらい休憩してから俺は訓練場の方にむかった。


「さてやりますかねぇ」


俺はステータスを開いて再度どう戦うかを考えつつのんびりと歩いて行った。






一章はあと少しで終わると思います多分。

初めて小説を書いているので少しわかりにくいかもしれないですが

こんな感じでのんびり書いていくのでよろしくです。

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