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死期近き王国  作者: まっちゃ
第三章 見えぬ幻想に馳せる罪
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第β話 終わらぬ終焉に灯る焔

終焉は、すでに一度終わっている。

それでも世界は、終わり切ることを拒んだ。


崩壊は記録され、破滅は観測され、神々は役目を終えたはずだった。

刃は下ろされ、虚無は閉じ、光は世界に溶けきった。

だが――それらすべての「完了」を踏み越えて、なお残るものがあった。


名を持たぬ焔。

燃え盛ることも、世界を照らすこともない、ただ消えずに在り続ける熱。


それは希望ではない。

救済でもない。

ましてや再生などでは、決してなかった。


終わらなかったのは、世界ではない。

終われなかったのは、“終わりを見届けた存在”そのものだった。


観測者は気づいている。

世界が静かすぎることを。

破滅の余韻が、あまりにも美しく整いすぎていることを。


――これは、後日譚ではない。

――これは、余白でもない。


これは、終焉そのものが灯した焔の物語。

誰にも見えず、誰にも救われず、それでも確かに燃えている、

終わらぬ終焉の、始まりである。



こんにち 、まっち  す。

ま もや 編で 。

次 で 三章も 結で ね。で  た、20 で。

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