151/2347
【要約】第73章~第75章
【要約】日本の海軍最高幹部たちは、未来の軍事組織「海上自衛隊」の存在と、その最新鋭イージス艦「まや」の圧倒的な性能に驚愕する。さらに、彼らは長崎と広島に投下される「原子爆弾」という未知の脅威と、それを阻止しようと出撃した未来の潜水艦の存在を知らされる。
その頃、沖縄沖の米空母ロナルド・レーガンは、艦長の死角から届く未来からの無線通信に動揺していた。通信の主は海上自衛隊潜水艦「そうりゅう」。彼らはロナルド・レーガンに対し、沖縄への侵攻中止と原子炉停止という、事実上の戦闘能力剥奪を要求する。
同盟国であるはずの未来の潜水艦はなぜ、米軍を脅迫するのか?そして、彼らの行動が歴史に何をもたらすのか?緊迫した状況下で、過去と未来の軍事常識が衝突する。