7 いきなり大長編?作者はなに考えて・・・
いや。作りたかったんだよね。こんなの。
剣「いいかげんだな。まったく。」
しかたないじゃん。
健悟視点
今日は、朝から雨が降っていた。
普段と違うのはそれだけ。
・・・そう。それだけだった。
雨が降る中、俺は傘をさして学校に向かった。
途中、石蟹に会ったり、明石に会ったり、
明石がちょっとイラッとさせるからぶん殴ってやったり・・・
いつもの日常だった。
『はよーっす!』
と、俺は1-Eのドアを開けた。
真っ先に俺に挨拶してくるのは・・・
「おっはよーけんちゃん!!」
と、こっちにボルトもびっくりの速さで突っ込んでくる菜那と、
「おう、おはよう健悟。」
と言うあかねだった。
とりあえず、菜那が突っ込んできたから足で止めて・・・と、
「!?・・・いたーい・・・」
自業自得だバカ。おまえは学習能力あるのか。
と、いたって普通だった。くどいようだけど。
異変は、その日の2時間目に起こった。
「さて、一応解説し終わったから、練習問題に移ろうかね。」
この人は、萩 啓介先生だ。担当は数学。よって今は数学の時間。
しゃべり方は古いが年は25歳らしい。
「じゃあこの問題を・・・・って、ん?どうした?」
「あ、先生。朱莉が頭痛いそうです。」
「え?そうなのか?大丈夫か?」
「・・・うっ!・・・・」
今、頭痛になっているのは沢 朱莉。
で朱莉の頭痛を先生に言ったのは、日吉 里美。
「よし。保健室行って来い。里美ちゃん。保健室まで朱莉ちゃんを連れて行って。」
「あ、はい。行くよ、朱莉。」
「う・・・うん・・・」
と、里美と朱莉が教室を出て行った。
「じゃあ、授業再開するぞ~。この問題を・・・明石!解け。」
「?!・・・えええ?」
「解けないようだな。よし。健悟。解いてみろ。」
『はい。えーっと・・・3x+2yです。」
「正解だ。明石。このぐらい解け。」
ハハハハハハハハッ!
教室中から笑いが起こる。
その時。
「ああああ嗚ああアアあああアアあああああああ!!!」
『朱莉』の断末魔にも似た声だった。
一瞬、教室の空気が凍った。
「なんだ?」「朱莉の声?」
などとざわざわし始めてくるが、
ガラッ!「み・・・皆。あ・・・・あ・・朱莉が・・・」
教室に飛び込んできた里美を見てみんなが唖然とした。
なぜか。それは・・・
「里美・・・何その傷・・・」「だ・・・大丈夫なのか・・・?」
里美の体に大量の傷跡。切り傷だと思われる。
「私は大丈夫・・・。けど・・・朱莉が・・・」
『朱莉がどうしたんだよ。』
「朱莉が・・・・」
何話まで続くか検討つきません・・・