表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/26

24 VSロボット

『おっ?・・・あれは・・・?』


数十人の西軍兵士を突破して、俺の目に見えてきたのは目測6メートルはありそうな建物。

しかし、面積がとてつもなく広いっぽい。

これも湖畔グループが作った建物なのだろう。目的は知らないが。

俺は、とりあえずその中に入ってみることにした。


小さい扉を見つけ、建物の中に入っていく。

ギギ―ッッ・・・

そこは窓が無いため暗く・・・と思っていたんだが明かりがついていて明るかった。

そして建物の真ん中には。


なんかすごいのが立っていた。

(ちゃんと説明しろ!by作者)パシイン!

今誰かにハリセンでたたかれたような気もするが俺は気にしない。


目測5メートルぐらいのそいつは

胴体であろう部分が黒い球体。その上に胴体からしてみればかなり小さい頭のような部分がついている。この頭も黒い球体である。

そして、胴体からはかなり細い腕と足が伸びている。

腕の先はまともな手がある。握っているのは・・・長さ3メートルほどの大剣である。

そんな物体のそばに一人の男が。


「ん?おい!お前、ここで何してんだ!」


『俺か?俺は粛清屋だ。東軍に雇われて来た」


「東軍か・・・ならこいつの威力を試すとするかあ・・・・」


そういうと、男は手に持っていた長方形の箱にあるボタンを押した。

俗に言う、スイッチ。


カチッ。


「フフフ・・・このロボットの前にはどんな奴も一撃だあ!行けロボット!敵はあいつだ!」


といっている男のそばのロボットは黒い頭部にある目を赤く光らせ、俺のほうを見た。気持ち悪い。


「ピー・・・敵ヲ確認シマシタ。敵ヲ殲滅(せんめつ)シマス」


ドン!という音と共に、あのロボットが猛烈な速さで走ってきた。

俺は、素早く刀を抜き、まずは横に飛んでロボットが繰り出した剣をかわす。

そしてロボットが横に来た瞬間に跳び、刀を振り上げ、一番せり出している胴体を斬った。


が。


「ガキイン!」


「ハーハッハッハ!そいつは超合金で出来ているんだ!簡単には斬れないぜ!」


と、男が遠くから言う。

(そんなら!)


『【颯の太刀(はやてのたち)】!』


俺は、いったん着地してからまたジャンプし、さっきとは比べ物にならないくらいの速さで刀を振り下ろし、そこからまた速いスピードで刀を振り上げた。


ガン!ギイン!


しかし、その二撃もむなしく跳ね返されてしまう。


逆にロボットが剣をもっていない左手で、パンチを繰り出してきた。

俺はそれを左に跳んで避けるが、それが間違いだった。

ロボットが剣を高速で振っている。こっちに向かって。

俺はとっさに後ろに飛ぶが、左腕を浅く切った。


しかし休んでいられない。

ロボットは俺との間合いを一瞬で詰め、剣を振り下ろしてきた。

俺は刀で剣を受け止め、競り合いに持ち込む。


グググ・・・・


ロボの力が強いのか左腕を斬られたのが響くのか。俺は押されていた。

『クソッ!』ガァン!

俺は相手の剣を右に弾き飛ばし、がら空きの胴体に一発を加えた。


『【爆熱の浄拳(クリアード・フィスト)】!!』


刀をもっていない右の拳に気を溜め、その気が炎のように渦巻いている。そしてそのまま放った。


ドオン!


ロボットは拳の威力に耐え切れず数メートル吹っ飛ぶ。そして倒れた。

「ピー・・・タダ今ノダメージ5パーセント。殲滅続行可能。再開シマス」

と、ロボットは相変わらず機械的な声で告げる。


今までで5パーセントしか喰らってないのかよ・・・

と、俺はつぶやきながら立ち直ったロボットを見据える。

ロボットVS健悟・・・どうなる!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ