11 衝突!~1-E~
琴高の正面から中に入った俺は廊下をうろついているモンスター達を蹴りやら殴りやら、その他いろいろな方法で殺っていった。
俺の担当は本来俺がいるはずの1-E。そして教室の前に着いた俺は、しまっているドアを
蹴りで強引にぶち壊し、中に入っていった。
「「ン?!ナンダオマエ!?」」
2匹のモンスターの声がぴったり重なった。
そのモンスターの形はまさしくカエル。しかし、体の色がオレンジ、茶色、黄土色と気持ち悪すぎる。
しかも体長が2メートルぐらい。でかい。でもって、直立2足歩行してるから、気持ち悪いことこの上ない。
『・・・・』
なんか言うと石蟹らにばれるので、俺は無言でそのモンスターに攻撃を挑んだ。
腰の刀を抜き、相手に向かってジャンプしながら、上段の構えを取り、思いっきり、斬り付けた。
しかし・・・
ガキン!!
金属同士がぶつかったような音を出して、攻撃は弾かれた。体が金属みたいに硬いらしい。
「ソンナンジャオレハキレネェゼ!」
【ドォン!】そうしているうちにもう一匹が後ろから黒い玉みたいな物を出してきた。
直径50センチぐらいだろうか。俺はそれをジャンプで避け、2匹の後ろに回りこんだ。
そして・・・
『(ヘッ。【月光彩麗】!)』
一匹の後ろに回り、思いっきり剣を右肩のあたりに叩きつける。
そこから相手の体に月の力を送り込む。
「ヘヘヘ!ダカラソンナモノキカナイッテ・・・」
『(【十閃】!)』ズバババババババババ!!!
月の力によって体が硬くなくなったモンスターは、俺の得意技、【十閃】によってバラバラにされた。
「ア、アイボウ!クソ!!【ガシッ】コイツガドウナッテモイイノカ!!」
『(ちっ!)』
モンスターによって一人の生徒が人質になった。
『(・・・・やっぱり馬鹿は考えることも馬鹿だな。)』シュン!
俺は瞬歩・・・俗に言う瞬間移動を使い、相手の視界から消える。
「ド、ドコニイキヤガッタ!」
シュン!『(お前の後ろだよ。バーカ)』
「ウ、ウシロカ・・・」
そのモンスターが気付いたときにはもう遅かった。
『(【一閃・三日月】)』ズパン!
さっきの【月光彩麗】と【一閃】を組み合わした技で相手の右肩から左の足の付け根辺りまでを一気に斬った。
その刀の軌跡はまるで三日月のようだった。
「ク・・・クソ・・・」ズズ・・・・ズッ。ボトッ。
斬った上半分が床に落ちて、モンスターは砂みたいになった。
『(粛清完了。ふ~。何とかモンスターは倒せたし、石蟹たちにもばれてなくてよかった。)』
と言うわけで健悟は1-Eのモンスターを倒し、他のクラスの応援に向かった。