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第14話.街へ到着

誤字・脱字にはご容赦下さい

●14.街へ到着


ラサンの街に到着した。


俺はウィルソンさん達と街の入口から暫く進んだところで別れた。

近くの宿屋に一週間程いるから何かあったらいつでも訪ねて来てと言っていた。


とりあえずブラブラと街の中を散策する事にしよう。


そのまま街の中央まで進んでみる。

大通りがそこで交差しており中央は広場になっていた。


その場から見える四方の大通りを見ると

その街並みには色々なお店や看板があり、馬も繋いであった。

街中の建物の屋根には沢山の煙突から濛々と煙が出ており、熱気のある町だった。

人もいっぱいいる。作業着を着たいかついおっさんや、冒険者のような一団、馬車で通り過ぎる商人達。ドレスを着た貴婦人らしき人もいた。

凄く活気はありそうだな。



広場の一角には大きな塔のような建物があり、

上部に大きなベルが見える。屋根には何かのシンボルマークのようなもの。


教会かな?


「!!!」


その建物の入口の前には大きな像があった。


江楠社長の石像だった。


俺は恐る恐るその建物に入ってみる事にした。


建物の中に入ってみると

天井のとても高い部屋の一番奥に


石膏で出来たローブらしき衣装を着た社長がいた。


「・・・・・・・・・汗」


「ちょび髭生えてるし・・・・・イメチェンしたのかな?」


呆然としていると


「なにか御用ですか?」

横から俺に声が掛かった。


見ると白い帽子とローブを来た若い女性がやさしそうな笑顔でにっこり微笑んでいた。


「父なる神、メルシオールのご加護がございますように・・・・。」

彼女は俺に祝福らしき言葉をかけてくれた。

この教会らしき建物、そしてここのシスターらしき人だった。


「あ、ありがとうございます。」

俺はその女性にお礼を言った。


しばらく呆然と社長を眺めた。


「はるか昔、辺境のこの地に神が降臨されたと聞きます。

そして大いなる力で私達を助け、慈悲を与えて下さいました・・・・・・。」


またしばらく呆然と社長を眺めた。


「気になる事があるのですが・・・・・。」

俺はシスターに尋ねた。


「何でしょうか?」

シスターはにっこりしながらこちらを見ている。


「あの像が手に持っている物なのですが・・・・・・。」


するとシスターはゆっくり両手を組みながら目を閉じて言った。


「あれは全知全能の書、メルシオールの書といいます。」


「・・・・・・・。」




・・・・・・IPADを持っていた。


有難う御座います

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