僕の心の曇りの部分
今日は曇り空だった。
朝目覚めると、窓から淡い光が差していた。
その光で目を覚まし、寝床からゆっくりと起き上がる。
どうしようもない悲しい気持ちに襲われた。自分の心に雲がかかっているかのようなそんな気持ちがした。
そんな気持ちを持て余しながらとりあえず生活する。洗面所で顔を洗い髪を整える。
惰性で生きている。まさにそんな感じだった。
鏡に映る自分と目が合う。
本当に変わらないな。僕はそう思った。
こんなにも葛藤しながら生きているのに僕の顔には何の変化もない。
この葛藤はなかったのか。
僕の心を支配するもやもやはないものだったのか。
僕は矛盾を感じている。
他人とは比べるなという母。
1人では生きられないという母。
矛盾しているじゃないか。
1人で生きられないなら他人と生きるしかない。
他人と比べずに他人と生きていけというのか。
そんなできた人間この世にいるのだろうか。
もしいるとしたら、それはただ無関心なだけでは、と思う。
無関心は恐ろしい。
僕は他人に関心を持っていて、無関心だ。
どう思われるか気にしているのに気の利いた言葉一つかけられない。
そんな葛藤に悩まされる僕はまだ幸せなのかもしれない。