オリジナル装備+・・・ って感じ
評価もいただけ、恐ろしいことに何故か日曜日、日間PVが初の4桁に……
喜びすぎで限界速度でUPしました^^
強制睡眠を終えたが、リアルの起床時間に近いので、このままログアウトすることにする。
ちょっと早いのでネットで検索し、様々な豚生姜焼きの作り方を見て自分なりの作り方を考える。
夜ログインが楽しみである、人をイタイ奴みたいに見やがってログインしたら工房で”香りテロ”を起こしてやるとひそかに心に誓う。
・
・
仕事が終わり、女房殿と情報交換をしながら夕飯を頂く、森に道を作るというレイドクエストは順調で、今晩か遅くとも明日には達成しそうだという。
そして脅威なのが、初期装備の防具と基本の片手剣2本だけの装備だというのに、今だに死に戻りが無いという、さらに羨ましい事に属性魔法は火と言う事だ。
そして魔法の炎を剣に纏わせて攻撃すると、さらにAT+2になって戦い易いとか……火ってたしかさらにエンチャントでAT上昇もあったよな。
俺が魔力属性と知り、たいそう笑われたが、キレはしない。些細な事でキレても後で痛い目に合うのは自分なのだから……
今後はリアルはリアル、アナザーはアナザーとお互い呼び方は、呼び分けをしようと話し、食事は終了とした。
さてログイン?今日は少し遅くなります。野球中継見ながら晩酌です。そうゲーム、ゲームとそうセカセカしない、女房殿も一緒に観戦です。
ウ○ッシュと発泡酒をチビチビ飲みながら観戦、飲みすぎません。泥酔でアナザーに入ってどんなになるか試していないので怖いから。
よ~し、さすがエース!味方があまり打たないが、初回のホームラン1点の助けだけで1-0で守り切った。これで心置きなくアナザーに入れる。今日のヒロインはエースと1番になった新人君だな、心晴れ晴れだ。
ログインして向かうのは当然工房、工房衆と同じ個室に入る。
まずは鉄の短槍作りからだ、基本の鉄の槍のレシピから槍先の部分を作成、普通なら昨日分解した短槍の柄を繋ぐだけだがこれなら昨日でもできた。
今回は木だけの柄を、魔木との接ぐ事を考えたからデスペナ終了まで待ったのだ。
魔木を握りの部分に配置し、その前後を木で接ぐ太さを調整してあわせる。穂先を付けて皮で巻いて固定する、短槍だから槍の時よりバランスが気にならないが石突きの部分をやや大きめに鉄で作成してバランスを取る、そして完成したのがこれ。
【鉄の短槍[魔](槍:基本)評価2 AT+6 MT+2】
思っていた性能になって何よりだ、何?簡単にできすぎだって?元々AT+6のレシピがあるし、基本素材だけならどんなふうに組めばいいか癖はある程度分かっているからできた事だ、
基本素材だけならトップクラスだという自負が今はある…普通の素材はまだあまり作ってないから自信はないけどね。
短槍が上手く出来たので、ついでだから昨日作った片手剣も改造する事にする、柄の部分を堅い木と魔木の合剤にし作成してみるが【片刃剣(剣:基本)評価2 AT+6 MT+1】になってしまった、納得できないので分解改造を繰り返して数回、やっとで【片刃剣(剣:基本)評価2 AT+6 MT+2】が完成した。
我ながらいい仕事をしたと思う。
今日の目的はこれからだ!これからが本当の勝負だ、調理道具を取り出し、豚の生姜焼きを作り始める。
使う肉はもちろんホーンキャットの肉だ。完成に近づくにつれ醤油・生姜・酒みりんそれに加え、豚肉の焼ける香りが混ざり、食欲を刺激する。最後に玉ねぎを入れ火が通り透明になるまで混ぜ絡めながら焼いて完成だ。
工房衆も取り囲みはしないが、気になりチラチラ見ている。
生姜焼きを山盛りで作ったフライパンを、一旦アイテムボックスにしまい。
次は鍋に火をかけ、粒状パスタを茹でる…パスタと言うぐらいだからアルデンテがいいんだろうな。
茹ですぎない様、気をつけて湯からあげ茶碗に盛る。アイテムボックスからフライパンを出し、生姜焼きを一人分皿に盛り食してみる。
美味い。普段、業務用や近くのスーパーの肉より上等なのは分かるが…そんなに上等な肉を食べ慣れてないので、美味いとしか表現できない自分が情けない。
生姜焼きの味の余韻があるうちに、粒状パスタを口にする。米の代用と思って作成したが、別物だった モチモチしていてコシもある、アルデンテに仕上げたので芯?の食感がまたいい。これは正義だ。
新食感に感動していたら、辛抱出来なくなったのだろう工房衆に取り囲まれていた。
『欲しいのか』と聞くと、皆無言で頷くだけだ。
よし、かかったな。
『生姜焼きだけなら売ってやるよ、ホーンキャットの肉だから1人前200YANでどうだ?』
と話してみると皆買うみたいだ。元仲間から金をとるのは冷たい?今では工房衆内でも料理や原料は売り買いしているのだから文句は言われる筋合いはない。
買って食べたのは好いが、やはり生姜焼きはオカズだ、そして食べているのは日本人。
パンで生姜焼きは物足りないだろう?皆を尻目に俺は粒状パスタを生姜焼きをおかずに掻っ込む、うん美味い。満足しているとまた皆ものほしそうにしている。口の中にまだあるので声が出せないが茶碗を持ち上げ、
『ん?』
と聞いてみるが、また皆うなずくのみ、飲み込んで一言
『こっちは一杯400YANだ』
と言うが不満みたいだ、「それは店売りの食材で作ったんだろ?高すぎだろ」などと言われる始末、
『じゃかしぃ、昨日お前ら、人をイタイ人を見る目で見やがって。嫌なら売ってやらん、どうせここに居る人間に、一人1杯づつ位しかないんじゃけん、嫌なら買うな』
と言うと、しばし考えて皆買って行った……「なんだこれは…」とか「革命的だ」とか絶賛だ。
ちなみに粒状パスタを調理した結果【モチモチごはんモドキ(評価4)】になっていた。パスタは食材として認識されたのか?評価が上がっていた。
ちなみに生姜焼きは【ホーンキャットの生姜焼き(評価4)】だった。
そしてその後、工房衆はともかく何処から話が行ったのかマスカレイまで、デスペナルティの間はチネって”粒状パスタ”を作るようになったのは後日談である。
さらに後日談ではあるが、細長くして切ったほうが効率いいじゃないかと工房衆のモブPC”イクス”がやったが、作り過ぎてしまって消費に苦労した挙句、
何故か他のメンバーから「そんなやりは、チネリじゃない!!」とか「セイを見習え効率厨が!!」とか言われ、暗黙の了解でチマチマと、ちぎっては丸める作業以外邪道扱いになってしまった。
『いやいや俺は、○金伝説の見すぎで、そんないいやり方思いつかなかっただけだよ』とは言い出せなかったスマヌ……。今後、多量に必要な時は”作業場”の個室で作成しようと心に刻んだ。
なんだかんだあったので、防具を作るのを忘れているのに気付いたのは宿屋で寝る寸前だった……ダメじゃん俺。
いろいろ盛り込みたくなって、後半は閑話風の話になってしまいました^^;
反省は・・・するかもですが、後悔はしません。タイトル通り、作者の思い付きで、今後もぼちぼち迷走していくと思います。(そっちかよ)
今後もお付き合いしていただければ、うれしく思います。
出来るだけ読みやすく気を付けていますが、以前より少しでも良くなっているか不安な毎日っす^^;
感想・意見・評価いただけると作者が踊りだします。
えっ?見えないですって?
まぁ 作者がモニターの前で踊るだけですから^^;
作者のテンションがものすごく上がりますので、どんな酷評でもいいのでお願いしたいっす^^;