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工房での出来事 って感じ(3)

気が付けば ブックマークしてくれてる方が 二桁に^^

ありがたいことです。テンション上がって、書くスピードUPです^^

相変わらず文章力が無いです(ORZ)読みにくいですが、見切りをつけずこれからも読んでいただけれれば幸いです。


2015・5/24 改定

出ていった二人の背中をみながら、待つって言っても暇なのは嫌なんだが……と考えたがしょうがない。 

することもないし暇つぶしにと、3個の発見インフォメーションをONにして、WIKIを覗いてみることにする。


1個もONにしてみたが、数が多くうるさく面倒なので、やっぱりOFFにした。


WIKIで見る発見一覧は、名前と簡単な説明とともに写真もしくは動画が載っている位のシンプルな作りみたいだ。

自分が発見した技を見ると、


【棒高よけ】槍スキルアーツ:棒高跳びの要領で敵の攻撃から避ける


との説明と、何故か黒い全身タイツを着た俺?がホーンキャットを避けるシーンが動画になっていた。


暇だから視ているが、馬鹿馬鹿しい行動のほうが発見の確立が高そうだな。

生産系の発見は、普通の料理・ガラスコップ・壺?と普段あるものも、いろいろある………ゲーム開始時には、この世界にはなかったのだろうか?……謎である。

 

先にチュートリアルを受けなかったPCに対する救済で、1個の発見を数多く与えたのかもしれないな……とWIKIを見なが、代わる代わる初期装備を買い戻ってくる作戦参加者?にギルド登録の話を説明しながら倉庫番をする。


【【ピコーン】”工房”で”魔晶3個”の発見がありました】


ほぅ、何か使えそうな発見があったんだな?と、個室のほうから歩いてくる人を注意して視る。

ん?あいつはチュートリアルで隣だったメモ魔……もとい3個の発見をした。 ラッキーボーイじゃないか? 嬉しそうな、でもなんか情けないような顔をしてるな、手には何か変に曲がったバットのようなものを持っている。

今回の発見もこいつか?あれが3個の発見したアイテムなのか?


『ちょっとすまない、俺は”セイ”というものだが、あんたがさっき3個の発見をしたのか?」

とゲンさんに質問された時の様に聞いてみる。


「えっ うんそうだよ」

『すまないがどんな発見をしたのか、教えてもらえないだろうか? それが新しい発見なのか?』

「う~ん、コレと思うけど、何か分からないんだよ。 発見は【評価1の作品を発見した】っていうものらしいけど、何か分からないんだ」

作品を貸してもらい鑑定すると、 

【石の棍棒のようなもの(打撃)(評価1)AT+3 DEX-3 SP-2】

と鑑定できた、評価1っていうのは失敗作なんだろう、しかし腑に落ちない今まで誰も失敗作を作らなかったのか?


それに何か分からないって? もしかして

『あんたもしかして”鑑定”は取ってないのか? あと色々聞いてマナー違反かもしれないが、どんなスキルとってるんだ?』


「あ……スキル何も取ってないや」

との事、アフォか?何考えてるんだこいつ?聞いてみたところスキルの事あまり知らないみたいだし、思うに経験もない者がスキルも取らずに作業するとそれらしいものができるってことなのか?

まぁいいや、こんな使えないものは作る必要ないしな。

 

『”鑑定”が無いと何か分からないぞ。それと生産するなら多分だが ”身体能力上昇”・”小手先器用”があったほうがいいみたいだ。

後、それ石の加工みたいだから”石工”取ってたほうがいいんじゃないか?』

「そうなの?ありがとう。これを買い取ってもらったら次は、スキルを覚えて作ってみるよ」

と受付のオッチャンの所に行き………また戻ってきた。


「評価1は残念だけど買い取れないって言われたよ。お金が無いから僕はこれから、この棍棒のようなものを使って何か作ってみるよ。色々教えてくれてありがとう、もしもよかったらフレンド登録いいかな?」


と言ってきた。フレンド登録?と聞いてみると、ギルドカードの機能みたいだ、説明書に書いてあるらしい。教えてもらいフレンド登録をする。


彼の名前は”アレック”短髪の灰色の髪をした身長180cm位、歳は20位のなかなかのいい男だ。(ただし俺にはそんな趣味は無いぞ) だが、スキルの事しらなかったり少し残念な奴かもしれないな。

「僕はこれから、また何か作ってくるよ。またね」

とアレックは個室に去って行った。


と、いう出来事が途中あったが”初期装備”は着々と集まっていった。 ただし”Gジャン”・”Gパン”・”皮のグローブ”の集まりが悪い、それもそうだろう防具を買うにも最初は金もあまりないし、グローブは中二病を引き付けるだけでなく、装備したままでも剣等の武器は持てるのだから装備品として重複の効果があるなら売ることは無いだろう。

売る奴は少しでも金にして、いい武器を買おうと考える奴位だろう。

 

それでも他の初期装備は、自販機の空きができた為に次々と売りにでてるらしい。倉庫がいっぱいになった所で、後はまかせたと言いゲイル達はギルド登録に向かっていった。 


一人になった俺は今度は、アイテムボックスをいっぱいにするべく自販街に向かおうとしたが、アレックが個室から出てきて、石で作った剣やら盾やらを受付のオッチャンに買取を依頼しだそうとしたが、俺に気付き話しかけてきた。


「やぁ あれからは評価1の物は出来なくなっていろいろ作れだしたよ。それにこの盾なんか1個の発見だったんだよ」


とニコニコしながら話しかけてきた。俺たちが買占めをしている間に精を出して色々作ってたみたいだ。しかも石工がLV2になったらしい。

羨ましい、俺は【木の槍(基本)】を作っただけで、バタバタしたせいで当然まだLVは上がっていない。



まぁ石工だからな~と思いながらふと気が付いた、検証の価値はあるなと思い、ちょっともったいないがオッチャンから石工道具をレンタルして、話しかけた。


『アレック今から少し、検証に付き合ってくれないか?上手くすれば良いことがあるかもしれないぞ』

俺としては一人でやってもいいが、石の剣や盾を作って嬉しそうにしているこいつを見ていたら、偶然だが発見フィーバーした俺は、不憫に思えてきたんだ。単なる気まぐれだ、同情じゃないぞ。


同意を得た俺はアレックに木工道具をレンタルさせて二人で、個室を共同作業用に繋げ共に中に入る。

アイテムボックスにある石のような【????:素材】を取り出し、レンタルした石工道具(基本)を使って磨いてみる……カスは出るがやはり変化しない。

次にアレックに磨いてみるように頼む。

「なにこれ?」

という質問には、まぁいいからと誤魔化し作業させてみる。木工道具では変化ナシ……石工道具でやらしてみると……


【【ピコーン】”工房”で”魔晶3個”の発見がありました】


と、おなじみのインフォメーションが鳴った。予想したが恐らくこれで間違いないと思う。

俺は”木工”を持ってるが”石工”は取っていない。恐らくスキル習得が鍵の1個なのだろう。 

ドランさんが言っていた、

「わしのは駄目じゃった。レンタルだ」とは、おそらく道具を買っていたドランさんが自分の道具では出来なかった時に、ロビーでゲイルあたりと話をしてレンタルして試したのだろう。レンタルの専用道具(基本)で綺麗にするが鍵のもう1つと仮定できる。

鉄(基本)をインゴットにしたのは、ドランさんだ鍛冶をまだ習得していない、俺がやったのではできなかっただろう。


出来上がった品を鑑定すると【黒曜石(基本:素材)】になっていた。


「ありがとう3個の発見になったよ。でも君が発見しなくてもいいのかい? これは、お礼としては何なんだけど」

とアレックは”皮のグローブ” を差し出してきたが、手にグローブはつけているどういうことだ?

こいつはまだ、基本武器が基本素材になることを知らなかったはずだぞ?


ありがたく”皮のグローブ”はいただき(ついでなので装備させてもらった)何故もう1つ持っているか聞いてみたところ。


ログインしてギルドに向かう途中に自販街をみつけ”皮のグローブ(基本)”を見つけ、自分のが壊れてははいけないから予備で7個買ったとのことらしかった。 

チュートリアルで壊れないことを知り、ショックを受けたがもったいなくてそのまま持ってたらしい。思ってた通りこいつ、いろいろ残念な奴だ。

法則が仮定ながら分かったので、残りも調べておこう。


『これから裁縫場に行くが、お前も来るか?』


というと一緒に来るという。二人で裁縫場に向かう道すがら話を聞くと、宅配便のミスによって、VRギアが到着したのが2日前だったらしい。

急いでセットアップし、ダウンロード・キャラクター作成をし、かっこいいから”皮のグローブ”を選択し、慣れるというかほぼ何も知らないうちにサービス開始になったんだという。


それでは、スキルや初期装備(基本)のことを知らない事も納得できる。

ちなみにアレックも草原フィールドに行っており、スライムをスキルも無しに ショルダーチャージ?タックル?で延々と倒し、治療薬も使い街へ帰ってきてギルドで討伐報酬をもらい工房にやってきたという。

とはいえ討伐報酬とゼラチンを売っただけで、大して金がないので1番安い”石工”を選んだという。

リアルで筋肉痛になることもあると教えてやるが、ラグビーをやってたから大丈夫とのこと。 

しかし、治療薬が高いことを教えてやると、崩れ落ち Orz となった。

リアル?でこういう姿が見れるとは思わなかったが、珍しいものがみれたからよしとしよう。


ちなみにこれから訪れる【裁縫場】は地図に書いてあり、生産の”裁縫”・”皮細工”・”石工”を主にする場所というのは分かっている。 

ちなみに【作業場】は”調理”・”薬学”・”ガラス細工”・”ねんど細工”・”石工”ができるみたいだ。

なぜ”石工”が、すべての場所でできるのかはわからないが、何かがあるのかもしれない。


ほかのPCに、ばれない様に途中で二人とも”Gジャン”を脱ぎTシャツ姿で、Gジャンと皮のグローブを冒険者バッグに入れ、それを肩にかけている姿で裁縫場に入っていった。

作者の頭の中ではセイは冒険しておりますが、文章力が足らず。

こんな文章と見直して歯噛みをしております。 お付き合いしていただいている皆様に感謝感謝です。

基本2日に1回ペースを目指しておりますが、プライベートの関係上タイトル通りぼちぼちで次話出来次第UPします。


感想 意見 評価いただけると 作者が踊りだします 

えっ?見えないですって? 

まぁ 作者がモニターの前で踊るだけですから^^;

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