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プロローグ

 いつからだろうか。全く覚えが無い。

 兎に角負けず嫌い。勝つためには平気で嘘を付く私。記憶に残ってるのは公園で捕まえたトカゲを沖縄の珍しいトカゲと言った事だ。その他、沢山の嘘を付いて生きてきた。

 そして今まで生きてきた。何事においても負けるが悔しい。だから嘘を付いて生きてきた。と言うより生き抜いてきた。

 これが私の人生35年だ。馬鹿な人間と思われても仕方が無い。ただ、嘘を付くということは嘘を突き通すこと。非現実的な出来事を現実的な出来事に変えること。

 嘘を付いても信用を得るということがどれだけ大変な事か。『嘘つきは泥棒の始まり』。よく聞く話だが、私は『嘘つきは成功の始まり』。いつしかそう思う様になってきた。

 こう書くと、嘘を付きなさいと聞こえるかもしれない。実力のある人、満たされた生活を送っている人は嘘なんか付く必要も無い。私が言いたいのは嘘を付くなら最後まで責任を持つこと。嘘がばれるまでに嘘を真実に変えること。人を騙すことはどんな言い訳をしても正当化することは出来ない。だからこそ、せめて、嘘を付いたなら真実に変えて騙した人に償おう。そうすれば、少しは自分が救われる気がする。

 数々の嘘を付き、この年で、小さな会社だが会社役員まで登りつめた。嘘を付いたために沢山苦労した。しかし、この嘘のせいで自分は成長した。当然、嘘を付いて他人からお金を取るような詐欺は行っていないので誤解しないで欲しい。嘘を付くということは本当に苦しいのだから。





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