番外編2 聖夜の戦い
クリスマスなので勢い余って番外編を書いてみました
いつもながらイツキが大変な目にあってますがねww
ー生誕祭ー
魔法を産み出したと言われる神が、この世界ユーリスに降り立ったとされる日。人々はこの日を神が魔法を授けてくれた日だとし、祭りを開くようになっていた。
●紅の術者
番外編2 聖夜の戦い
side:ティスティア
「今日は待ちに待った生誕祭!!」
部屋を締め切り、防音とロックの魔法まで掛けてティアは叫ぶ。もしヨミなどに入ってこられたらたまったものではない。
ましてや普段着ないような勝負服に勝負下着などが部屋に散らかっているのを見られるわけにはいかない。
「こっちの服にしようかな? いや、でも午後からは雪を降らせるらしいしこっちの方が……」
いつもはそこまで考えずに着ている服だが、今日は違う。今日だけは絶対に負けたくないという思いがティアを動かす。今までは席を取られたり、休日にデートされたりと散々な事があった。それでも今日だけは絶対に負けられない
「伝説の桜の木で告白したら~とか、ある像の前で愛を誓い合ったら~とかいっぱいあるけど私は信じない。信じないわっ!! だって私とイツキはここに行くんですもん!!」
そういいながらある雑誌を取り出す。そこにはティアを始め、イツキ達が通うルビニア魔術学園の特集が組まれていた。
ティアが取り出した雑誌は学園内で最も流行っている学園の内容をまとめてある雑誌だ。以前ティア達も載ったのだが、それはまた別の話だ
とりあえず折り曲げてあるページを開く
「ここよ。この噴水で絶対イツキにその……こ、こ、告白を//」
悶えながらも確かな決意を胸に、服を選ぶティアは何処か楽しそうだった
side:アイリ
「じゃあセイウェン、ちょっとボクは出かけてくるから」
「ああ、街の方にか?」
「う、うん」
今日はいつになくキメた勝負服を身にまといながら玄関を出る。幸いセイウェンは今日はおとなしく寮に居るみたいだ。だってイツキを誘うならもっと前から行動しているだろうし、なによりイツキの倍率が高いのはセイウェンも知っているはず。
同級生だけではなく先輩達からも狙われているイツキなんだから先に行動したほうが勝ちだよ
廊下を歩きながらニヤニヤするアイリ。小さなカバンの中には丁寧に包装された物が入っている。
「さぁ、イツキは何処に居るのかなぁ? 早く探さないとティアちゃんやセシリア先輩が誘ってるなんて事もありえる。いや、その前に他の人たちに誘われるか襲われるか……
とにかく早くしないと!!」
普段鍛えている事をフル活用して走り出すアイリ。
そこで笑っている者が居るとも知らずに
side:セイウェン
「じゃあセイウェン、ちょっとボクは出かけてくるから」
「ああ、街の方にか?」
「う、うん」
アイリが少し頬を赤くしながら慌てて返事をする。そして急ぎ足で部屋を出て行く
「解除」
セイウェンがそう呟くと自分の下から魔法陣が現れ、自らの体を魔法陣が通っていく。するとさっきまで普段着だったものがいきなり勝負服に変わる。
「全くアイリ君も抜け駆けしようというのがバレバレなのだよ。私みたいに作戦を立てて、周りには生誕祭なんて知らないようなふりをしておくのが1番いいんだよ」
自慢げに格好を付けながら携帯を取り出す。セイウェンが考えた作戦はいたってシンプル。電話でこの部屋に呼び出せば他の人に奪われそうになっても大丈夫なのだ
「完璧な作戦だ」
完全にしてやったという顔をしながら携帯の中からイツキの番号を呼び出す。
1番大切に、そしてすぐに呼び出せるようにしてあるこの番号だがあまり使わない。いや、使えないのだ。この番号を見るといつも緊張してしまう。
しかし今日はそんな事も言ってはいられない
ーPPPPー
がちゃっ
「もしもし、セイウェンか?」
聞きなれた声。しかしその声を改めて聞くと頬が赤くなり、緊張しているのが自分でも分かる。
しかし伝えなければ何も始まらない。勇気を出して今言わなくてどうする?
色々な言葉がセイウェンの中をグルグルと回っていく。
「おい、セイウェン? どうかしたか?」
「ふぇ!? だ、大丈夫だ!!」
言わなくてはいけない。言わないとあの3人に取られてしまう。
ーー決意したーー
「あのな、イツキ君。今から「うわっ!? -ブツッ-」……イツキ君?」
携帯から聞こえてくるのは電話が切れた音。耳を澄ましていても、イツキ君の声は聞こえない。それどころか最後に聞こえたのはイツキ君の声と無数の女の声。
これは1番恐れていた状態なのではないだろうか? 自分が誘う前にイツキ君を取られてしまったら意味が無い。
「い、い、イツキ君ーーーーーー!!」
さっきまでの余裕な表情は一変してセイウェンは自分の部屋を飛び出していった。目的はもちろんイツキを探す事。
side:イツキ
「なんか今日は賑やかだなぁ」
この世界に四季のようなものがあった事自体に驚いていたのに、今日は午後から雪を降らせるらしい。
毎年天候による雪が望めない場合は大勢の魔法使いが各地で風と水の魔法を適度に使い、雪を形成するらしい。
なんか生誕祭とかいうやつらしくて、まぁ日本でいうクリスマスだろ。
ってかクリスマスってあんまりいい思い出が無い。まなかとはなんだかんだで小さい時から毎年一緒に過ごしているが、あんな性格だからカオスだったし中学から一緒の大輔もあんな性格だ。1番酷かったのは去年。受験だから勉強も兼ねてとか言って俺の家に押しかけ、ケーキとか散々食ったあげくシャンパンでまなかが酔って大変だった。
サンタの赤は血の池地獄ってね……
「いつか戻れるよな……?」
空を見ればたくさんの魔法陣が展開されている。それをいじれば俺の世界へと戻れるようになるのではないかという錯覚を覚える。
しかし無理な事は分かっている。
「ふん……」
「イオリ、どうした?」
「いーや、なんでもない」
ーPPPPー
携帯が鳴る。ディスプレイを見るとセイウェンからだ。
とりあえず歩きながら携帯に出る
「もしもし、セイウェンか?」
「………」
おかしいぞ? 俺は電話にちゃんと出たんだよ。なのに応答無しってどゆこと?
電話の向こうにセイウェンが居るような音はするんだけど、肝心の本人の声が聞こえない。
「おい、セイウェン? どうかしたか?」
「ふぇ!? だ、大丈夫だ!!」
いや、絶対大丈夫じゃないだろ。少なくとも心ここにあらずっていう感じだったぞ?
それに大丈夫だとか言ってからまた沈黙が流れているんですけど?
『えぇーーーーー!! イオリ会長今のは本当ですか!?』
ん? 後ろの方でイオリ先輩とアゼル先輩がなにやらやっているようだ。周りに物凄い数の女子生徒が集まってきている。うん、なんかイオリ先輩って感じがするわ。あの人なら色んなイベントを考えそうだし
「さぁ、最初にイツキ君を捕まえた者が生誕祭の今日。イツキ君を独り占めできる権利を与える!!」
なんか周りの生徒(女子限定)の視線が一気に野生の獣のような目になった。しかも絶対魔法発動させてるでしょ!? 普通に身体強化とかしているし
イオリ先輩? 何を親指突き立てながら笑っているんですか!?
「あのな、イツキ君。今からーーー」
セイウェンには悪いが電話を切った。そして全力で縮地をしてその場を離れる。あの目は危険だ。絶対に近づいてはいけない。
しかし俺はこの学校の生徒をなめていた。仮にも魔術学園の生徒であるわけなので……
「バインドッ!!」
いや、冗談抜きでそれはキツイだろ!?
空間に設置する事もできるバインドなどの拘束魔法は、魔力の流れなどを感じないと分からないんだ。しょうがないから俺は創造能力で魔力の流れと、数秒先の未来を見ながら逃げている。
なんとか数秒先の未来を見ているが、これを続けると流石に脳に負担がかかるからあまり使いたくない。
結局今現在の情報と、数秒先の未来の情報を同時に脳の中で処理しているのだから脳の処理能力を上回る情報量が来た場合は俺でものすごいダメージを受ける。
「イツキさぁーーーーん!!」
「待ってください、イツキくぅーーーーん!!」
「さぁ、私達と一緒に生誕祭を祝おうよぉ!! そして寒いのをお互いの肌で暖めあって……」
「間に合ってますからっ!!」
必死に走っているが何しろ数が多すぎる。おそらくイオリ先輩や噂を聞いた生徒達がどんどん広めて言ってるのだろう。いくらなんでも数が多すぎだ
「くそっ!!」
仕方が無いが、ここはやむおえない。どうせここは3階だ。
そう考えながら窓を一気に開けてそのまま下に飛ぶ。さすがにココまでは追ってこないようでみんな窓の外を1回見て、その後すぐに階段で降りてこようとしている。さっさと逃げなければ
「あれっ、イツキじゃないかな?」
「アイリか!?」
一瞬誰か分からなかったが、よく見てみるとアイリだった。いつもとはまた違った服装だったので一瞬誰だか分からなかった。
それに俺を見た瞬間に嫌な視線に変わったし
「ねぇ、イツキ。今流れている噂ってホント?」
「な、なんの事だ?」
まずい、非常にまずい。このままだと絶対に拉致られる。今日はゆっくり過ごしたいのにアイリなんかにつかまったら最後、何をされるか分かったもんじゃない。それに今日の服装といい俺の理性が保てるわけが無い。起きたら既成事実とかシャレにならん
「イツキと今日一緒に過ごせるならボクは全力でイツキに……」
おーい、目がマジで逝ってる。いや、それ以前に腰のホルスターから銃を抜き取るのをやめなさい。
本当に俺を捕まえる気なら、穏便に行こうな? 完全に俺を気絶させる事前提じゃねぇかよ
「ちょっと待ちたまえっ!!」
おい、次はなんだよ!? 完全に嫌な予感しかしないんですけど? とりあえず後ろを見ようと振り返ると、そこにはやっぱりというかセイウェンが居た。
しかしその姿はアイリと同じくいつもより気合が入っており、正直一瞬ドキッとする。
「私がイツキ君を捕まえるのだっ!! だから退いて貰うっ!!」
「いーや、ボクだね」
「退かないか? アイリ君?」
「セイウェンこそ」
完全に一触即発の空気なんですけど? いつもは仲のいい2人なんだけど、なんか俺が絡むと途端に敵になってしまう。ってかお前ら俺と一緒に1日過ごして楽しいのかよ?
「「いくよっ!!(いくぞっ!!)」」
2人が本気の戦いを始めやがったから俺はその隙に逃げさせてもらいます。セイウェンとアイリも本気で戦い始めたら俺の事なんて気付かないだろうしな。
ー数分後ー
「ふぅ、なかなかやるねセイウェン」
「アイリ君こそ」
さすがにどちらも服装を乱さずにいるのは流石だ。
「「で、イツキ(君)は?」」
「おい、イツキ」
「うわっ!? ヨミ!!」
自分の部屋に帰ろうとしたら、突然前からヨミが現れた。いや、毎回思うんだけどヨミってホント隠密行動に長けているよな。いついたか分からないくらい静かに俺の近くに出現しやがるもん。
メイドはそういうのもデフォルトで付いてるのか?
「聞いたぞイツキ。お前を捕まえれば今日1日拉致する事が出来るんだって?」
嫌な笑い方をしながら言ってくるヨミ。こいつ何が言いたいんだ? 俺を今日1日拉致って何をしようというんだよ。
「お嬢様が念入りに着替えていたのは絶対にイツキを誘うため。お嬢様とイツキが一緒に一緒に過ごすくらいなら私が……」
「シャレになんねぇよ!!」
「いくぞっ!!」
「あぁ、もうっ!!」
俺はヨミに転移魔法を使い、かなり遠くまで行ってもらう。ヨミのヤンデレモードは本当に危険だ。てか俺達のチームの中の奴等は個別で危険なモードを持っているよな
ティアのツンデレモードとセイウェンのパニックモード、アイリの暴走モードとヨミのヤンデレモード。結局引き金を引いているのは俺みたいだからあんまり強くは言えないんだけど……
とにかく早く帰らないとこの展開的に……
「イツキッ!!」
「ほら、見事にフラグ回収……」
言わなくても分かるよな? そう、俺のチームの中で登場しなかった奴だよ。そうだよツンデレ担当のティアだよ!! 振り返る必要ないだろ!!
「ねぇ、イツキ。今は暇かな……?」
えーとティアさんがいつとも違っていらっしゃる? なんか妙にそわそわしているって言うか、顔が赤いって言うかね。とりあえず変だぞ、コイツ!!
「ひ、暇だぞ!?」
「だったらさ、今からちょっとあそこに行かない?」
案内されたのは噴水だった。なんか途中まであんまり人が居なかったのに、ここに近づくにつれて人が多くなってきた。それもカップルが!!
「………」
「………」
なんか異様に気まずいぞ!? いや、この周りの雰囲気がピンク色だからだろ!?
どうしてこんな所に誘ったんだよティア!?
「あ、あのさぁ……」
控えめな感じで聞いてくるティア
いや、マジで可愛すぎる。服もだけど、態度がいつもとすごいギャップを感じて……
「い、イツキは知らないかも知れないけどきょ、今日は生誕祭なんだ」
「お、おう」
知ってるよ。イオリ先輩のせいで嫌でも分かるわっ!! 俺を巻き込んでまでイベントを開催して。幸いティアは知らないみたいだから良かったけど
「でね、その私……」
いつもの威勢は何処へ行ったんですか!? なにこの稀に見るデレデレティアさんは!?
「ぷ、ぷ、プレゼントを買ってきたのよ!! ほらっ、なんだかんだでアンタには世話になってるし、こういったイベントの時じゃないとこんなの渡せないからねっ!! はいっ!!」
綺麗な包装紙で渡されたプレゼント。空けてみるとそこにあったのは腕時計。白銀に光るそれがかなり高いのが分かる。本人にしてみたらそこまで高いとは思っていないんだろうが……
「ありがとな、大事にするわ」
「それでちゃんと時間を把握しなさいよ。ボディーガードとしてもね」
「ああ分かった。でもどうしようか? 俺は何にも渡すものなんか用意してねぇよ」
「ああ、それなら……」
とつぶやきながら少し顔を赤くする。そして次にした行動はありえないものだった。
「ん……」
唇を俺の方に向けて出す。一瞬それが何を意味するのかが分からなかった。
だが、徐々に顔を赤くして待っている表情のティアを見て何をして欲しいか分かった
(こ、これはキスか!?)
いや、それは無いよな? あのティアさんがそんな事を要求する訳はない、よな……?
くそっ、どっちだ? でも、俺の事を好きなわけ無いし……
そう考えているうちにティアから徐々に近づいてくる。俺も決心して……
「「「「見つけたぁーーーー!!」」」」
「「うひゃあ!?」」
あと数センチというところで後ろから何人もの声が同時に聞こえた。俺達は同時に飛び上がり、距離を取りながらすぐに後ろを向く
「イツキッ!!」
「イツキ君!!」
「お嬢様!!」
おい、お前らはさっき巻いたはずだぞ!? なんでココが分かったんだよ!?
てか3人とも目が怖い
「イツ君、ここに居たのねぇーー!!」
「イツキちゃん!!」
「おやおや、今はお楽しみだったかな?」
「あまり感心しないぞ、イツキ」
なんか2年の先輩達も乱入してませんか?
「イツキ、ティアちゃんに何しようとしたの!?」
「べ、別に何も!!」
「あっ、イツキ君この腕時計は!?」
「それはティアから……」
「お嬢様!! こんな奴にどうして贈り物など!?」
「そ、それは日頃のお礼に……」
なんか俺達を見る一般生徒の目が痛いぞ? こんなに騒いでいるのもあるだろうが、俺達チーム『紅』が居る事自体知らなかったんだな。それにイオリ先輩達が来た事で一気に有名人が増えて、そりゃあまずいですわね
「はいはい、お子ちゃまはどいてどいて。イツ君は私と一緒に過ごすの」
「いや、そんな事聞いてませんからね!?」
「大丈夫よ、イツ君。私は夜まで予定は無いから、食事の後に一緒に……」
「セシリア先輩、それ以上は自重してください……」
うん、なんか俺の回りだけ物凄いカオスなんだけど?
てか、イオリ先輩とアゼル先輩は2人で話してないでどうにかしてくださいよっ!!
「これで本当に良かったのか? イオリ?」
イツキがみんなに囲まれているのを見ながらイオリに話しかける。イオリはそれを見ながら笑いながらも、何かを考えていたといわんばかりの顔をしている
「これが本当の目的なのか?」
もう一度アゼルが問う。そうするとイオリはイツキの方をもう一度だけ見て、口を開く。
「彼には何か思いつめている事があるようだからね。今日の朝の表情を見て思ったよ、あれはいつものイツキ君じゃないって。それにいつも賑やかな彼の周りがあんな風に個人ずつで作戦立てて狙おうとしているのを見てたらついね」
最後のは半分冗談だろう。しかしさすがは生徒会長。人を観察すると言う点においては優れているといわざるおえない
「さぁ、みんな。折角こんな綺麗な景色があるんだ、豪華なご馳走でも食べようじゃないか?」
噴水の周りに居たカップル達は、俺達の登場でさっさと消えていった。さすがにこんな連中とこの日を過ごしたくないってのもあるだろう。
てなわけで俺達は噴水の周りを独占中なわけで
「イツ君あ~ん」
「イツキ、こっちのも食べてくれるよねっ!?」
「イツキ君、わ、わ、私のを。いや、いっその事私を……」
うん、三方向からの攻撃を避けてなんかまともに食えるか!?
てか、さっきから後ろの方がかなり不機嫌なんですけど?
「ティア」
「(ムスッ)」
「ティアさんよ」
「なによぉ」
ちょっとばかし3人を避けてティアの横に座る。
空からはあまり雪が降っていないから、そろそろ終わりなのだろうか? だったら
俺は無詠唱で風と水の魔法を発動させて、上空に解き放つ。一瞬にして雪を降らせ、辺り一面を白で埋め尽くしていく。
「雪だぜティア」
「そうね、アンタが使った魔法でだけどね」
「なぁ、ティア」
「なんなフグッ!?」
ティアが口をあけた瞬間に鶏肉を入れてやった。結構難しいんだぞ? 少ししかあいてない口に、鶏肉を入れるのは
でも俺は達人級だ。まなかが機嫌悪い時もこの方法で大体は機嫌が直る。顔が毎回赤くなっていたのは訳が分からなかったが
「おいしいだろ? だから機嫌直せよ」
「べ、別に私は不機嫌だった訳じゃ……」
「「「「あー、なにをしてる!!」」」」
まだまだカオスは続くみたいだ。
でもまぁ、これだけ賑やかな事もありだよな?
次話こそ模擬戦を終わらせるべく頑張ります。
本当はこの話で新キャラを入れようかと思ったのですが、本編で登場するのがかなり先だしキャラ設定があいまいなのでやめました。
彼女達が居たらもっとカオスな感じになっていたのは確実なんですけどね
では、メリークリスマス