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第6話:灯心の力と歪みの兆し

ドーラです。

少しは物語っぽくなっていますか。

楽しんでくださいね

灯霧の本拠地にて、ユウは律とあいを連れて、灯心術の本質を語り始めていた。


「灯心術は、心の奥にある願いを形にする術だ。 だが、願いが曖昧なままでは、灯霧は応えてくれない」


律は手をかざしてみるが、何も起こらず戸惑う。


「……僕の願いって、何なんだろう」


あいがそっと寄り添う。


「澪の記憶を守りたいって、律は言ってたよ。 それって、すごく強い願いだと思う」


ユウは灯霧の粒子を操りながら、太刀を振るう。


「技は、心の輪郭が明確になった時に初めて形になる。 この太刀も、俺の願いが形になったものだ」


その時、灯霧の粒子がざわめき始める。


「……灯霧が、乱れている」


ユウが太刀を構え、霧の中に現れた黒い影を見据える。


「歪みが生まれたな。 灯霧の流れが乱れると、心の澱が形になって現れる。 それが“深層の影”だ」


律は影の動きに目を凝らす。


「…なに?影動いて…あれは、誰かの記憶……?」


ユウが頷く。


「気づいたか。歪みは、叶えられずに忘れられた願いの怨念や、強すぎる執着が灯霧に干渉した時に生まれる。 修正するには、願いの輪郭を整えるか、灯霧の流れを再構築するしかない」


影が大きく蠢き始めると律達に向かって触手のようなものを飛ばし襲いかかる。


律は咄嗟に目をつむり、頭を押さえ屈んだ


「い、いやだ!」


ユウが太刀で影を払いながら、霧の粒子を操って結界を張る。


「焦るな。 歪みからの攻撃は君の心にも影響する。 まずは、灯霧の流れを安定させる」


ユウは地面に灯霧の粒子を集め、幾何学的な紋を描く。


「これは“霧環陣”。 灯霧の歪みを強制的に抑える術だ。あいも発動を補助してくれる」


あいが律の手を握る。


「律の願いは、澪の記憶を守ること。私も律の願いを一緒に叶える。灯霧から歪みを無くしたいの」


律はあいの手をにぎり返ししっかりと目を開く。


「ユウさん。どう戦えば・・・」




ユウはニヤッとした顔を浮かべ


「いい顔するようになってきたじゃないか。よく見てろよ」


ユウは太刀を構え力を籠める


灯霧が微かに揺らぎ、影が一瞬だけ後退する。


「おそい!」


ユウが太刀を一閃、強い光が辺りに弾け、光の粒が浮かんでいた。


「これが“澄み”の始まりだ。 灯霧の歪みは、この粒子が消えることで正常に戻る。 ・・・あい、頼む」




「わかった。」


あいが胸に手を当てると粒子があいの下に集まりあいの中に取り込まれていった。


「私は願いの案内人。この願いは私の中で浄化させる」


ユウはあいの頭をなでながら


「この願いの歪みは明らかに違うが律の願いを持った歪みが存在する。そいつらは今の影よりもずっと大きな存在になっているだろう。それを律の力でかけらの粒子を取り出し、あいが集めて形にする。


それをする為にこれから戦い方を作っていかないとな。」




律はユウをしっかり見据え頷く。


「よろしくお願いします!」

律くんと澪ちゃんのショートストーリーみたいなのもどっかで挟みたい。。。どの場面が良いのかな。

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