プロローグ1
暇潰しの為の投稿です!
初作品です!
プロローグ 1
西暦2025年1月2日突如として、大きな地震が世界中を襲った、襲ったのは地震だけではない、地震の影響で津波が起こり世界中で、
数十万から百数十万人の死者と数百万人の行方不明者がでた…
地震から約一月後の2月4日又もや世界を震撼させる出来事が起こった!
突如として空に鳴り響く鐘の音そして人々の頭の中に直接響く声、そしてその内容は驚くべき事柄であった、
10日後に世界中に多数のダンジョンが出来、12歳以上の人間に漏れ無くステータスと、
スキルが付い与される、そんな内容であった、
当然世界中がパニックに陥った、
10日後の2月14日
大国は軍をダンジョンに派遣し調査した、
その結果、ダンジョン内部にはモンスター
(緑の肌をした小鬼)が居て、モンスターを倒すと黒い霧の様な物に成り消え失せ、小さな黒曜石の様な物と鉄鉱石らしき物が残った、
そしてモンスターを倒すとレベルが上がる事が判明した、
大国は競う様に軍を派遣し、ダンジョンの
奥くまで捜索し調査した結果、ダンジョンには罠と宝箱が有り、モンスターの種類によって、ドロップする物が違う事も分かった、
分かったのはそれだけではない、ダンジョンは下に降る階段が有り、多重構造に成っていることが判明したのだった!
ダンジョンは下層に降りる程にモンスターは強くなり、
ドロップする物や宝箱の中身も価値の高い物に成り、各国は軍を寄り下層へ進軍させるのであった…其れが悲劇の始まりとも知らずに
数日後のC国
C国国内には発見出来ているだけでも31もの
ダンジョンが確認出来ていた、
C国軍は1000人を1個大隊として31箇所の
ダンジョンに派兵しダンジョンの捜索を同時進行していた、
殆どの部隊が4層を捜索し終わり、5層へ降り立つのであった、
5層まで進んだC国軍の精鋭部隊は窮地に立たされていた、
精鋭30人が広間に入った途端に入り口が塞がれてしまったのだ、この時はまだ知られていない、俗に言うボス部屋と言う奴である、
広間の中からは銃声、怒号、悲鳴、何か硬い物を叩き付ける音と振動…やがて静かに成り塞がれていた扉が開くと…
其処には大きな棍棒を持った二足歩行の猪人間の様なモンスターと見るも無惨な姿に成った30人の精鋭達の姿かあった、
此はこのダンジョンだけで起きている訳ではない、24箇所のダンジョンで20人~30人の死者が出ているのである、
C国軍は直ぐ様撤退し、軍上層部に報告をし
国の上層部にも報告をしたのであったが、
C国の国家首席は箝口令を発動し、情報を隠蔽したのであった、
当然R国、A国、K国、O国も相当な被害を出した、そして分かったことが5層のボスには銃が効かない事、いや、階層を降りるにしたがって、近代兵器の威力が堕ちているのである、そして近代兵器にはスキルが適用去れない事が分かった、
時は戻り2月4日
とある島国にて、空に両手を突き上げ叫ぶ者、ガッツポーズをする者、来たぁ俺の時代が来たぁ~と叫ぶ者、俺は賢者に成れるのか?と呟く者、正直不謹慎ではあるが、
まぁ御国柄と言う奴なのだろう…
その日ホームセンターや建材屋から、ケンスコやバール、ヘルメット、ヘッドライトが品切れに成ったとか成らなかったとか…
同島国2月14日
その日47都道府県にダンジョンが出現した、
その数確認出来ただけでも51箇所、未確認、未報告のダンジョンがまだ多数有るのである、ダンジョン大国の誕生である、此には政府も頭を抱えるしか無かった、まだ復興の最中であり、自衛隊や警察官をすべてのダンジョンに派遣する事が不可能なのである、
政府の対応はダンジョンに無暗に入らない、近付かないと放送するし事しか出来ず、立入禁止令を出しても法的罰則も何もないのである、
K県Y市のとあるダンジョン前、リュックを背負い、手にはケンスコやバール、頭にはヘルメットにヘッドライト姿の中高生数名の姿が、彼等の目的は無論ダンジョン捜索である、体格の良い男子高校生が何かしらの声をかけ、ダンジョンに入って行った、
其れから6時間後、彼等は5層に降りる階段の前までたどり着いていた、男子高校生と男子中学生が何か話し合い、この日は2時間程4層でレベル上げをして帰って行った、
次の日またも昨日の中高生たちがダンジョンに入って行った、そして5層のボスを倒して帰還したのである、5層のボスはC国の精鋭を全滅させた、二足歩行の猪人間オークであった、ダンジョンが出来て2日、世界初、世界最速のボス撃破である!しかも民間人であり、未成年の手によるボス撃破である、
其れが全世界に報じられるのは、少し先のはなしである
此が授業で習った20年前の出来事である
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