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[1-3] 同行者

 王都から西に位置する村オータム。

 村は今魔物の影におびえており、人々は皆暗い表情をしている。ここ数日現れた狼型の獣で村郊外での被害が相次ぎ村人は皆次は自分ではないかと危惧しているのだ。

 王都から一日かけてオリバーとリリアはオータムに来ていた。着いた時には既に夜になていたため、宿屋で一泊し、今宿屋から出たところである。残り二日で目的の相手を仕留めないといけない。

 王都からオータムに来るまでの道中、オリバーはリリアの力についてや、魔女の館に関する事を尋ねたが、リリアは「今は話せない」という判を押した回答のみで、会話が続かず二人の会話は自然と無くなりなんとなくぎくしゃくしていた。

「とりあえず目撃情報を集めましょうか」

 先に口を開いたのはリリアの方だった。オリバーの知らない何かを知っているという状況から、何となく主導権を握っていた。

「ああ、どこへ行く?」

「教会よ。魔物に襲われた怪我人がいたら、有力な情報を貰えるわ」


 ●


「皆さん祈りましょう」

教会のチャペルには多くの村人が集まっており、その数の多さは村人の不安の大きさが窺い知れる。まだ朝早いというのに神父の説教を熱心に聞いていた。

「神は近くに居られます。信じる者には必ず助けの手を差し伸べてくれます。三百年前の魔大戦のように」

 魔大戦。有名な話だ。三百年前に実際に起きた人間と魔物の大規模な戦い。人間は一度は敗北の危機に瀕したが辛くも逆転勝利を収める。

 魔物がどこから来たのかは分かっていないが、魔大戦で初めて魔物は現れ、以降も出没するようになり、ギルドが設立された。

「そうです。神は魔物を退ける力を持っています。.魔大戦でも偉大なる神は魔物達に仲間割れをさせる事で我々を勝利に導きました。今起きている魔物の襲撃の解決にも皆さんの祈りが通じれば必ず助けを差し伸べてくれます」

 人間の敗北が目前に迫った時、魔物が仲間割れを起こし、その隙を付いて反攻を仕掛け人間側の勝利に終わったと伝えられている。

「オリバーは神様を信じる?」

周りには聞こえないように、小声でリリアが声を掛ける。

「いや」

「理由を聞いてもいい?」

「俺の腕を守ってくれなかった」

「そうね」

隠しきれない含み笑いをしたリリアは、チャペルに居たシスターに声を掛ける。

「ねえあなた、私達は冒険者で、魔物の討伐に来たの。ここに魔物の被害にあった負傷者はいるかしら。話を聴きたいの」

「確かに怪我人の方の治療はしておりますが、知り合い以外の方の面会はお断りしております」

「そこをなんとかならない?」

「重症の方もおりますので、お引き取りを」

「少しでいいんだけど」

 リリアとシスターの押し問答が聞こえたのか、別のシスターが後ろから話しかけてくる。

「どうしたの?」

フードから溢れている金髪が印象的だが、背丈はオリバーの胸ぐらいの高さしかない。子供といっても差し支えのない外見だ。

「ヴァネッサですか。丁度いいところに来ましたね。この方達が怪我人の面会を求めてきたのですが、知り合いではないようでしたのでお断りしていたところですよ。外までお連れして下さい」

 ヴァネッサというのが彼女の名前なのだろう。子供相手なら無理な依頼はしてこないと思ったのか、ヴァネッサは外に連れ出す役目を依頼されている。

 ヴァネッサはオリバーを見ると何かに気が付いたようで近くまで寄ってきた。

「にーさんは冒険者? 最近暴れてる魔物の討伐目的で情報集めに来たとか?」

「ああ、そうだよ」

オリバーは特に隠す事でも無いと思い、そう返事をした。

「じゃあいい事教えるから、ちょっと屈んで」

耳打ちしようとしているのだろう。オリバーが指示通り屈むと、ヴァネッサは満面の笑みを浮かべた。

「驚かないで聞いてよ」

「ああ」

前置きをするとヴァネッサは両手を筒のようにして小指側をオリバーの耳にあて、親指側を自分の口に当ててこう言った

「にーさんって、悪魔憑きオリバーでしょ」

 オリバーは驚いて身を引きヴァネッサを見るが、その表情は笑みを浮かべたままだ。その笑みの下にあるのが善意か悪意かは計り知れない。

「続きを聞きたい? 聞きたいよね?」

 話したくてしょうがないというよりも、聞かなかったらバラすという脅し文句にしか聞こえなかった。

「ああ、もちろん」

「じゃあ私も連れてって」


 ●


 冒険者の中には治癒魔術を使う僧侶は居る。教会のシスターの多くも職業上治癒魔術を得意とする者は多いが、冒険者の僧侶とは別物である。

 ほとんどのシスターは魔物との戦闘経験など無く、ましてやヴァネッサはどう見ても子供である。戦力になるようには見えなかった。

 それにも関わらず、ヴァネッサがオリバーたちに付いていくと言っても教会の者はだれ一人として引き止めなかった。

 リリアは断ろうとしたが、オリバーも拒否しなかったため流れで付いていくことになってしまった。

 ヴァネッサは荷物を取ってくると言って自室に戻り、オリバーとリリアは教会の入り口でヴァネッサを待っていた。

「お待たせ」

 ヴァネッサはシスター服はそのままで背中にはリュック、手には両手杖を一つ持ってやってきた。

「あなた本当に大丈夫なの?」

「大丈夫。私、治癒魔術は得意だから」

 リリアは未だ納得がいっていないようであった。

「魔物と戦うことになるのよ?」

「だから治癒魔術が使える私が付いて行った方がいいんでしょ。にーさんもねーさんも回復魔法使えないでしょ?」

「それはそうだけど、あなたが足引っ張ったら意味ないでしょ」

 どうやらあの力の話をヴァネッサに聞かせる気はないようだ。

「あ、ひょっとして二人きりが良かった? 二人はどんな関係? ひょっとして二人の結婚を認めてもらう条件があの魔物の討伐とか?」

「そんなわけないでしょ!」

 オリバーが否定するよりも早く、リリアが大声を出した。

「あ、赤くなった。ひょっとして当たらずも遠からず?」

 試練を課されたという意味では近いところはあるとオリバーは思ったが、面倒な事になりそうだったので口には出さなかった。

 リリアは尚もからかい続けようとするヴァネッサに対して、屈んで目線の高さを合わせて声のトーンを落とした。

「だいたいあなた彼が誰か知ってるんでしょ。聞いたわよ」

「あー話しちゃったの? まあいいけど」

「知ってて付いて来るなんておかしいわよ。何企んでるのよ」

「秘密」

 その言葉は、暗に何か企んでいることを仄めかしている。

「それよりさっきの話の続きってのを聞かせてもらえないか。何か魔物に関する情報があるんだろ」

 一行に話が進まないためオリバーが話題を切り替えた。

「何人か冒険者が運ばれてきたけど、みんな北の森で襲われてる」

 このオータムの村は王都と西の都に挟まれる位置にあり、東西に街道が伸びている。そして南北には森が広がっている。王都と西の都の往来のために森を切り開き、その中継地点として森の中にオータムが作られたという歴史がある。

「街道で襲われた人もいるけど、魔物は北の森に逃げたって言ってるから、南北どっちに居るかって言ったら北ね」

「北の森って言っても虱潰しに探すには広いわよ」

返すリリアの口調には棘がある。

「転んだり、他の魔物と戦ったりして出血してしばらくしたら襲われた人が多いから、血の匂いに釣られてやってくると思う」

「それってつまり血の匂いでわざとおびき出すって事?  わざと怪我しろって事?」

「だから私がついていったほうがいいんじゃない。大丈夫。治癒魔術は得意だってさっきも言ったでしょ。丁度良いダガーなら私も持ってるし」


 ●


 教会を出た後はそのまま森に向かった。森とはいえ普段村人が使っているであろう踏み慣らされた通り道がいくつかあり、その内の一つをつかい森の奥へと進む。

 道すがらオリバーは自分が置かれた状況について考えていた。

 処刑場から逃亡した以上は騎士団から追われる身である事は間違いない。幸いにも賞金首にはなっていないため、ギルド側の人物であるリリアの協力を得られ、魔物の討伐と引き換えに身の安全を保障されたが、もしここで失敗したらどうなるのだろうか。

 父は裁判であの態度であったため、恐らく家に戻っても受け入れてはもらえなが、家以外に行く当てはない。そうなると一人で騎士団から追われながらの逃亡生活をするという事になる。とても長くは続くと思えない。

いずれは捕縛されて処刑されるだろう。やはり今はリリアと協力して魔物の討伐を行うのが最良の策なのだろうが、魔物の討伐はオリバー自身からの提案ではなく、ユニオンリーダーのアンによるものであるため、状況に流されているだけという気もしていた。

「とりあえず一度やってみよっか。にーさん腕出して」

 そんな事を考えていたらヴァネッサが抜き身のダガーを片手に催促をしてきた

「こうか?」

 オリバーは腕まくりをして右腕をさ差し出す。

「ちょっと切るからね」

ヴァネッサは手に持っていたダガーでオリバーの腕を横に浅く切った。

「少し血が出るまでそのまま」

傷口は浅かったが、血が少しづつ流れ出ている。

「そろそろいいかな」

腕から血がしたたり落ちそうになったところで、ヴァネッサが止血用に持っていた布で血をふき取り、指で傷をなぞった。

「え?」

オリバーは目を疑った。

「どうかした?」

 ヴァネッサはわざとらしい笑みを浮かべている。これは明らかに分かった上で聞いている。

「今のが回復魔法か?」

 傷が完全に、跡形もなく消えていた。回復魔法を受けた事は何度もあるが、傷が塞がっても痕が残ることが多く、そのうえ塞がるのにはそれなりに時間がかかる。なぞっただけで傷を完全にふさぐなど見たことがなかった。

「そうよ。得意だっていったでしょ」

「すごいな」

 オリバーは腕を動かして色々な角度から傷のあった場所を見てみるが完全に塞がっているし、痛みもない。

「その杖もヴァネッサの持ち物なのか?」

 駆け出しの僧侶が使うのは木製の杖と相場が決まっているが、彼女が持っているのは金属製だった。金属製の杖は木製の杖より魔力を高める効果が増す分値段も高い。よって持っているだけで熟練者とみなされる事も多い。

「そうよ。お気に入り」

 先端には教会のシンボルである十字架の形状をしていえるが、他には特にこれといった特徴は無く、オリバーには普通の杖にしか見えなかった。

「ほら、コレ持ってて。多分持ってる人が襲われるから」

 そう言って血で湿った布をオリバーに渡そうとする。持っていると襲われると言われているのに受け取るのは少し気が引けたが、シスターの彼女に持たせておいて真っ先に狙われてしまうというのは危険すぎる。

「ああ、じゃあ」

 オリバーが布を受け取ろうとすると、ヴァネッサが避けるように腕を引っ込めた。

「今少し間があったような気がするけど」

「気のせいだろ」


 ●


 オリバーに囮用の布を持たせてしばらく経つが、魔物は襲ってこなかった。

「そういえばまだ答えを聞いてなかったけど、二人はどういう関係なの?」

 ヴァネッサが教会で聞きそびれた話を持ち出してきた。

 オリバーにとっては協力関係であるとは思っていたが、ここに至る事情をどこまで話して良いのかは微妙な問題であったため、次の一言で済ませることにした。

「仲間だよ」

オリバー自身は魔女の館には所属していないため、冒険者仲間というのは少し違う気がした。

「それだけ?」

 それだけでは無いが、ユニオンが絡む話をここでするかどうかはリリアの判断に委ねた方が良いと思い、オリバーはリリアに視線を送る。

「それだけよ」

リリアもそれ以上の話をするつもりは無い様で、そっけない返事を返した。

「男女二人きりなのに、それだけっていうのは無いと思うけどなー」

「はいはい」

 ヴァネッサの揶揄うような言葉にも、リリアはそっけない返事をして話を打ち切ろうとしたが、ヴァネッサは他の話題を持ち出してきた。

「じゃあ話を変えるけど、処刑場でにーさんを助けるために大きな火の玉を出したっていうのは本当?」

 まだあの事件からあまり日が経っていないというのに、王都の外にまで事件の話が広まっている。それだけ処刑上からの誘拐という事件は皆の関心を引いたのだろう。

「どうだったかしらね」

 リリアは相変わらず気のない言葉を返す。

「えー、一緒に戦う事になるんだからこれぐらい教えてくれても良くない?」

「一緒に戦えば分かるわよ」

「へー、じゃあ期待しちゃおっかなー。ひょっとしてねーさんって凄腕? ふつう火の玉出したっていっても超大きかったって聞いたけど」

「噂には尾ひれがつくのよ」

 リリアはそう言ったが、あの場にいたオリバーから見てもあの場で生成された火の玉は処刑場を飲み込んでもおかしくない大きさであった。彼女が普通の魔法使いではないとはオリバーも薄々思っていたが、リリアが話したがらないため、オリバーもあまり深くは追及しなかった。

「あ、にーさん、そろそろもう一回やるよ」

「血の匂いならさっきので十分じゃないのか?」

 ダガーを取り出し、既にやる気になっているヴァネッサにオリバーは異を唱えた。

「固まったら血の匂い変わるでしょ。相手が新鮮な血の匂いにしか反応しないかもしれなんだから早く早く」

「そうか?」

オリバーにとっては新鮮な血と乾いた血の匂いの違いなど判らないが、相手は犬型の獣であるため、違いがわかるのかもしれない等と自分を納得させながら、オリバーは先ほど同様右腕を出した。

「男の血には反応しないって事はないよな」

「被害者には男も女もいるから関係無いと思うなー」

 そう言いながらヴァネッサもまた、先ほど同様にオリバーの腕をダガーで裂いた。

「それなら俺だけでなく、順番の方がいいんじゃないのか?「

「えー、女の肌に傷を付けろっていうの?」

 ヴァネッサが露骨に嫌そうな顔をした。

「どうせ跡形もなく治せるだろ」

「治ってもダメですー」

 ヴァネッサが年相応に口を尖らせ拒否の姿勢を示す。

「俺の血には反応しないかもしれないだろ」

「え? 何か言った?」

 目の前にいるのに聞こえていないはずが無かった。

「お前自分がやりたくないだけだろ」

「あんまりゴチャゴチャ言う患者さんの傷は治せないなー」

 そう言いながらもヴァネッサは布でオリバーの血を拭き取っていく。

「お前汚いぞ」

「え? この後もにーさんの血を使っていいの?」

聞き間違いにしてはオリバーが言った言葉からかけ離れている。ここまで来ると脅迫十言った方が良いだろう。

「分かったよ。それで良いから早く治してくれ」

「さっすがー。にーさんやっさしー」

 白々しいお世辞を言いながらも、先ほど同様ヴァネッサの回復魔法でオリバーの傷は跡形もなく塞がっていた。


 ●


「ところで日が沈むまで魔物にあえなかったらどうするつもり? 森の中で一泊する?」

 数回オリバーに血流させた辺りで、ヴァネッサが今後の方針の確認をしてきた。

 日は傾き替えており、そろそろ夕暮れ時だ。オータムの村からもそれなりに離れてしまったため、野宿をするか村に戻るか決めなければならない。

「寝ている最中に襲われる危険を考えたら村に帰った方が良いんじゃないか?」

「いえ、森の中に泊まるべきよ。私達には時間がない」

 三日以内に倒して来いと言われたのはオリバーも覚えていた。移動に一日かかり、今日が二日目。残り時間は一日半だ。

「危険すぎないか? ずっと起きている訳にもいかないだろ」

「あなた時間切れになったら、どうなるか分かっているの?」

 オリバーとしては自分の身を案じてくれるリリアの気持ちは嬉しい反面、あの魔物がいつ出るか分からない森で野営するのはリスクが高すぎると感じていた。

「まだ後一日ある。野営するほど切羽詰まってないだろ」

「なになに? やっぱり賞金首だから倒すって以外に目的があるの? 『後一日』って事は単に他の冒険者に先を越されたくないって以外に何かあるんでしょ?」

 後一日という単語に、ヴァネッサが興味を示した。オリバーはこれ以上詳しい話をしてもいい物かと考え、リリアに視線を送るが、リリアは何も話そうとしない。結果的に気まずい沈黙が流れる

「えー、二人だけの秘密って事? やっぱり二人はただならぬ関係?」

「あなたが考えているような関係じゃないわ」

「じゃあどういう関係か話してよー」

「部外者が立ち入る問題じゃないわ。あなただってわたし達に同行した理由を話さなかったんだからお互い様よ。」

 リリアの口調が次第に厳しい物になっていく。何度も事情を探ろうとしてくるヴァネッサにいい加減嫌気がさしてきたのだろう。

「ヴァネッサ、悪いけど詳しい事情は外に出せないんだ。諦めてくれ」

 リリアとヴァネッサが険悪な空気になりかけたところでオリバーが割って入った。

「それよりも今は村に戻るかどうかを決めよう」

「そうね」

「俺は戻るべきだと思ってる。リリアは野営するべきだと思ってる。だからヴァネッサに決めてもらいたい。リリアもそれでいいな?」

「ええ」

「私は野営するでいいわよ。夜の戦闘は得意だから」

「そうか、じゃあ野営をする場所を探そう」

 野営といってもどこでも言い訳ではない。すくなくとも三人が横になれるスペースは欲しい。獣避けに焚火をするならなおさら広い場所が必要になる。そんな事をオリバーが考え始めた当りで、ヴァネッサがオリバーでもリリアでもない場所に目を向けてこう言った

「でも場所を探す前にやる事があるみたい」

 オリバーとリリアは同時にヴァネッサの視線を辿ると、そこには血の匂いに引き寄せられた魔物の姿があった。


次話は3/11に投降予定です。

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