第7話、禁断のゲームと甘い罠⑦
ユキが俺をからかっている。それは分かっているのに俺はユキの誘惑に抗う事が出来ずにいた。
そんな俺の様子を察したユキは、俺の気を引くかのようにわざとらしく体を動かしている。
ステージを進もうとステップを踏む度にたゆん♡たゆん♡と揺れるユキのおっぱい、まん丸の大きなお尻をアピールしようとするユキの姿はあまりにも刺激的過ぎた。
ゲームで指示されたトレーニング、それはただのフィットネスのはずなのに、俺の目はどうしてもユキのおっぱいやお尻に視線を奪われてしまう。
それでも何とかテレビ画面に集中する為に、必死に視線を外す努力をする。
だが、そんな努力は虚しいものでしかなかった。
さっきからのトレーニングで汗をかいてじんわりと濡れていくユキの体。
ただでさえ薄くてぴっちりとした布地が汗で更に張り付いて、しかも白のスポーツブラが透けてその下のユキの素肌が見えてしまっている。
おまけにその下の膨らみまではっきりと分かるぐらいにピン♡と形が浮き出ていた。桜色の可愛らしい突起がぷっくりと浮き上がり、胸の谷間には汗が流れ落ちている。
そして汗のせいでぴったりと体に密着する黒のスパッツ……可愛らしい割れ目の形までくっきりと浮かび上がっているのは目に毒だ。
俺は必死になって意識を逸らすのだが、その度にユキの色っぽい仕草のせいで目が奪われてしまう。
「そろそろラスボスですね、晴くん。我慢出来るかなぁ?♡」
ユキが小悪魔のような笑みを浮かべながら俺の反応を楽しむように挑発してくる。
俺がどんな反応をしているのかなんて見なくても分かってしまうだろう。
最後のトレーニング、ラスボスとの戦いでユキはスクワットを選択する。
ここまでならさっきも見たトレーニングで、普通にスクワットをすればゲームクリアになるはずだった。けれどユキは指示の内容にない動きをし始めた。
「晴くん、見ててくださいね♡」
頭の後ろに両手を回してつるんとした腋を晒しながら、両足を大きく開いた状態でゆっくりと腰を落としたユキ。
そんな下品で扇情的な格好のままへこへこ♡と腰を振り始めた。その動きに合わせてたぷん♡たぷん♡と揺れる胸、大きな丸いお尻も一緒に揺れているのがエロすぎる。
彼女はえっちな仕草で腰を振る。ユキの甘酸っぱい汗の匂いが俺を刺激してきた。
「どうですか?♡晴くん♡」
そう言いながらユキは上目遣いで俺を見つめてくる。
俺が答えられない事を分かった上で、彼女は楽しそうに笑みを浮かべながら、柔らかな唇を開いた。
「もっとたくさん見て良いんですよ……♡」
その声音は甘く蕩けるようで、彼女の瞳にはハートマークが浮かんでいるような気がした。
その光景だけでも頭がクラクラするのに、へこへこ♡と腰を振ったことで股間部分にスパッツが更に食い込んでいく。
むちっ♡むちっ♡とお肉を押し潰すようにして黒い布地が張り付き、へこへこ♡と腰を振ってるだけなのにどんどんえっちな空気感が増していく。
「ただの腰振り運動ですけど……気持ちよくなってきちゃいました♡」
たぷんたぷん♡とおっぱいを揺らしながら甘い声で囁かれる言葉に思わずゴクリと唾を飲み込んだ、その直後だった――テレビのスピーカーからゲームオーバーを告げるBGMが聞こえてくる。
「「あ」」
二人で同時に声を上げて画面を見ると、ラスボスを前にして主人公がやられてしまった瞬間だった。
俺がゲームそっちのけでユキのえっちな様子を眺めていたのと一緒で、ユキも俺を誘惑するのに集中してゲームの方を疎かにしてしまっていたのだ。
お互いに目を合わせた後、どちらからとも言わずに笑ってしまう。
「あはは……すっかりゲームの事忘れちゃいました」
「ごめんな、ユキ……。俺も緊張しててゲームの方、見てなかった……」
「ふふっ、私も同じです。ドキドキしすぎて……つい夢中になっちゃってましたね」
「ゲームオーバーで一番最初からやり直しみたいだけど、どうする……?」
「疲れちゃったので交代しましょうか。少し休みますね」
そう言ってユキはコントローラーを置いて俺の隣へと座る。そして、ぴったりとくっついて俺の肩へと頭を預けてきた。
ふわりと漂う甘い香りと、柔らかなおっぱいの感触。それだけで俺の心臓が高鳴ってしまい、頭が沸騰してしまいそうになる。
そんな俺の様子を見てユキはくすっと笑う。
ユキと交代して始めるフィットネスゲーム。
禁断の甘い誘惑を乗り越えた俺を待っていたのは、運動不足で鈍った身体の上げる悲鳴であった――。




