Accident or Necessity
この小説は短編小説でっす☆この小説を目にしてくれてありがとぉ☆!ちょおっとエロティック(笑)な部分あるけど、このまま最後まで読んでくれたらサイコ‐↑↑です☆
これは偶然?必然?
「用って何だよ?」
男は吐き捨てる様に言葉を落とした。
「…あのっ…好きなんですっ!私と付き合って下さいっ!!」
男はまたか、と言う顔をして言った。
「お前が俺のこと知ってても、俺はお前を知らねぇ。好きだなんだ言う前に、言うことがあんだろ!!」
「………………」
女は黙ってしまった。
男はため息をつき、
「二度と話しかけんな」
と、ドスの利いた声で言い放つ。
「っ……」
女は泣きながら、走ってその場を去っていった。
あたしは黙って一部始終を見ていた。
「おいっ!!」
ビクッと肩を震わせ、明らかにこっちへ投げかけられている声の方を振り向いた。
「………………」
あたしは黙って男を見た。
すると男はあたしに近づき、あたしの顎を片手であげて、
「いつからだ?」
と、聞いて来た。
「は?」
主語のない言葉に、あたしは考えもせず言葉を発した。
「……………」
やべーっ;;
絶対怒ってるよねぇ〜。
何この沈黙は!!
「怒ってるならちゃ……んっ」
何!?
いきなり唇を塞がれたと思った次の瞬間、
「!! んっ…ふっ……」
あたしの口の中に男の舌が入ってきた。
えっ あのっ……
「やめっ…んっ…はぁっ…」
「…いい顔すんじゃねぇの」
男は『ふん』と鼻をならし、あたしに言った。
「ざけんなっ!!!!」
バシッと言う音と同時に、あたしは走ってその場を去った。
「…チッ…………」
この時のあたしは逃げ切ったつもりだったんだ。
次の日。
アイツはあたしの目の前にいた。
「なんでだよっ!?!?」
どうもあたしは、思ったことをそのまま(ストレート)言ってしまうタイプらしい…;;
「?? なんだよ?」
いやいやいや!
「こっちのセリフだよね、それ?」
あたしは恐る恐る男を見た。
!!
ビックリした。
なんでって、
男が笑っていたから。
そう言えばあたし……
「………………」
「?? 俺の顔に何かついてるか?」
そうじゃなくて!!
「あたし、あんたの名前…知らない」
何だろう。
『知らない』と分かった瞬間、『知りたく』なった。
「俺はお前、知ってるぜ?」
えっ!?
「何で?」
「好きだから」
「なんだ、そっかぁ〜」
って、
今…何て?
驚きで目を見開いているあたしに向かって
「神谷清春。神田麻央が好きだ」
カミヤ…キヨハル
ふっ。自然と込み上げる嬉しさに、顔が緩む。
「何笑ってんだ?」
あたしは神谷清春を真っ直ぐ見た。
「………………」
神谷清春も黙ってあたしを真っ直ぐに見た。
あたしは『スゥ』っと息を吸い込み、
「女の子の告白は踏みにじるわ、いきなり人の唇は奪うわ、しかもフャーストキス!!それとっ…」
言い終わる前に止められた。
「何が言いたい?」
「そんな神谷清春が好きだよ」
「っ…///////」
うわぁ〜。照れてる。
可愛いw
「好きだ、麻央」
そう言いながら、あたしを抱きしめて来た。
「あたしも好きだよ、清春」
あたしが『好きだよ』の前に言いかけた言葉。
『それとっ』の続きはね、
《それでもきっと、あたしはあなたを好きになってた》
これは偶然?
それとも必然?
違うな。
これは
destiny〈運命〉
ここまで読んでくれてありがとぉございまぁす☆どぉでしたか(゜゜*???
もしよかったら評価☆お願いしまぁwす↑↑